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J-GLOBAL ID:201402230187231903   整理番号:14A1482125

雄のPelophylax nigromaculata中の音響走性に対する長期カドミウム曝露の影響

The influence of long-term cadmium exposure on phonotaxis in male Pelophylax nigromaculata
著者 (4件):
資料名:
巻: 119  ページ: 763-768  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カドミウム(Cd)は,一般的な工業と農業重金属の1つで,自然環境に存在し,脊椎動物の内分泌系を撹乱する。両生類は,これらの水生生息地と透過性皮膚のために,特に内分泌撹乱物質に対して脆弱である。内分泌撹乱物質は,両生類音響挙動に悪影響することが知られているが,遍在汚染物質Cdが重要な両生類伝達システムに影響があるか否かと,どのように影響するかは未知のままであった。雄のトノサマカエル(Pelophylax nigromaculata)は,繁殖成功に必須の発情期に,自己宣伝の鳴き声を発し,雌の方に移動して,雌の受容鳴き声に音響配列的応答を示した。低Cd濃度(10-8,10-7と10-6M)への長期(60日)曝露が,雄の音響走性に影響するかを研究するために,筆者等は,繁殖期中にCd曝露の後の雌の鳴き声に対する雄の応答を記録した。筆者等は,Cdが,自己宣伝の鳴き声特性(鳴く潜伏期,鳴く期間と鳴く速度),応答する個体の比率と雄の最初に動くまでの時間に悪影響することを見出した。これ等の結果は,環境関連濃度でのCdへの長期曝露が,雄のP.nigromaculataの音響走性を変えることを示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
カドミウムとその化合物  ,  動物に対する影響 

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