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J-GLOBAL ID:201402230189344705   整理番号:14A0076896

炭素カタボライト抑制に関与する遺伝子の二重欠損後のAspergillus oryzaeによるα-アミラーゼ産生の改善

Improved α-amylase production by Aspergillus oryzae after a double deletion of genes involved in carbon catabolite repression
著者 (4件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 335-343  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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糸状菌において,分泌グリコシドヒドロラーゼコード遺伝子の発現は,グルコース存在下で抑制される。CreA及びCreBは,炭素カタボライト抑制に対する調節因子であると認められている。Aspergillus oryzaeにおいて,単一及び二重欠損のcreA及び又はcreB突然変異体を作成した。各々の株のα-アミラーゼ活性を,種々の培養条件下で比較した。野生株に対して,α-アミラーゼのmRNAレベルは誘導条件下での深部培養の後期段階において顕著に低下し,一方,この低下した発現は単一creA及び二重creA/creB欠損突然変異体に対しては認めなかった。さらに,野生株のα-アミラーゼ活性は,高濃度の誘導糖を含む深部培養において低下し,一方,すべての構築した突然変異体は高いα-アミラーゼ活性を示した。特に5%澱粉含有培地における二重欠損突然変異体のα-アミラーゼ活性は,同一培養条件下での野生株よりも10倍以上高かった。基質としてふすまを用いた固体培養において,単一creA及び二重欠損突然変異体のα-アミラーゼ活性は,野生株よりも2倍以上高かった。これらの結果から,creA及びcreB両者の欠損が,糸状菌における分泌グリコシドヒドロラーゼの産生における劇的改善をもたらすことを示唆した。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  遺伝子操作  ,  微生物酵素の生産 

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