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J-GLOBAL ID:201402230340378498   整理番号:14A0593487

コーヒーと癌リスク,疫学的根拠と分子機構

Coffee and cancer risk, epidemiological evidence, and molecular mechanisms
著者 (4件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 915-930  発行年: 2014年05月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本総説では,コーヒー飲用と乳癌,前立腺癌,大腸癌及び肝臓癌との関連性についてのコホート研究と症例対照研究のメタ解析,ならびにその後の研究概要をまとめた。2007年以降の肝臓癌に関するメタ解析はいずれも,コーヒー摂取と肝臓癌リスクとの間に負の相関性のあることを示している。特に最新のメタ解析結果では,コーヒーを多く飲用する群の相対危険度は0.5で非飲用群よりも低く,その傾向は欧米とアジアでも同様である。多くの疫学研究はコーヒーの結腸癌予防効果を示し,日本における研究でも一日3杯までのコーヒーは結腸癌リスクを低下するとの報告がある。コーヒー飲用と乳癌及び前立腺癌全体との関連性はないと考えられるが,閉経後乳癌や進行性前立腺癌との間には負の相関性がある。コーヒーの癌予防効果には,DNA修復,解毒機構,炎症,アポトーシス,血管新生や癌転移に関わる遺伝子発現の制御が関与すると考えられる。
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分類 (2件):
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アルカロイドし好飲料  ,  腫よう学一般 

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