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J-GLOBAL ID:201402230342907781   整理番号:14A0117029

3次元プリンタによる金型づくりの実際 総論 金属の付加製造技術の最新動向と期待

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巻: 29  号:ページ: 018-023  発行年: 2014年02月01日 
JST資料番号: X0147A  ISSN: 0912-5582  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2000年頃から付加製造による金属部品加工の実用化が始まった。本稿では,主に金属付加製造技術の加工法と応用につき概観した。ASTM Internationalは,付加製造は3次元モデルデータを材料の付着により実体化する加工法と定義づけている。そして,ほとんどの付加製造には積層造形を採用している。この技術は,以下のように分類できる。1)液槽光重合,2)粉末床溶融結合,3)結合剤噴射(以上3つの選択式固化方式),4)材料押出し,5)材料噴射,6)指向性エネルギー堆積(以上3つの選択的材料供給方式),及び7)シート積層(シート積層方式)。特に金属の直接造形に使用できる,2)粉末床溶融結合と6)指向性エネルギー堆積につき詳述した。積層造形では応力が残留するので,造形がすべて完了後アニーリング処理を行うことが多い。また,内部応力低減に造形床予熱が有効とされている。熱応力発生の低減方法として,1層を複数領域に分割して露光する方法がある。粉末床溶融結合に分類される加工法では,溶融池の表面張力が重力や下層との接触力に打ち勝った場合,熱源走査軌跡上に球状固体が断続的に存在するボーリング現象と呼ぶ不良が生じる。濡れ性の悪い酸化膜を発生しないように酸素濃度を下げ,パルスレーザーでプラズマ押し付け力を大きくすることが重要とされている。金属付加製造の利点を活かした応用分野として,歯科補綴物の生産,金型の冷却水管配置,切削加工と組合せた深いリブ付き金型の製作,航空機原動機用のチタン合金製タービンブレードの生産がある。
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