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J-GLOBAL ID：201402230405497457   整理番号：14A0466859

カイコガ(Bombyx mori)におけるトランスジェニック技術による抗ウイルス能強化の発展および未来

The progress and future of enhancing antiviral capacity by transgenic technology in the silkworm Bombyx mori

著者 (2件)： JIANG Liang ,  XIA Qingyou
資料名： Insect Biochemistry and Molecular Biology  (Insect Biochemistry and Molecular Biology)
巻： 48  ページ： 1-7  発行年： 2014年05月 
JST資料番号： D0873A  ISSN： 0965-1748  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カイコガ(Bombyx mori)は,絹生産の一般的鱗翅類モデルおよび重要な経済的な昆虫である。カイコガ核多角体ウイルス(BmNPV)は,養蚕において深刻な経済損失を引き起こす典型的な病原性バキュロウイルスである。カイコガとBmNPVは,昆虫宿主と病原体の相互作用モデルである。カイコガにおける抗ウイルス能力は,内因性または外因性抗ウイルス遺伝子の過剰発現,BmNPV遺伝子のRNA干渉,あるいは感染の異なる段階でBmNPVを阻害する免疫経路の調節などのトランスジェニック技術によって強化できた。抗ウイルス能は,異なる方法を組み合わせることによって,さらに増強できた。ここでは,抗BmNPVの可能な改良,多重ウイルスに対して耐性を有するトランスジェニックカイコ作出の実現可能性およびトランスジェニックカイコの安全を含めて,カイコガにおける抗ウイルス戦略の未来について考察した。このカイコガモデルは,他の生物における病害防除のための参照を提供できた。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *カイコガ ,  *核多角体ウイルス ,  *カイコ ,  *トランスジェニック動物 ,  *形質転換 ,  抗ウイルス作用 ,  耐病性遺伝子 ,  遺伝子 ,  RNA干渉 ,  遺伝子発現 ,  免疫反応 ,  安全性
準シソーラス用語： *トランスジェニックカイコ ,  BmNPV遺伝子 ,  過剰発現 ,  免疫調節

分類 (2件)： 蚕  (FD04020M) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (6件)： カイコガ ,  ウイルス ,  能 ,  強化 ,  発展 ,  未来