抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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佐賀県の果樹産出額はカンキツ類が82%を占め,ハウスミカンは全国一である。温州ミカンやハウスミカン,中晩生カンキツ類の品種構成を解説した。今後の展開では,極早生は珠心胚実生選抜により新品種を育成している。早生温州は「佐賀果試6号」を育成し品種登録申請中である。中晩生カンキツ類は「佐賀果試34号」を育成したほか,地域の実情に応じた品種を導入する。ナシは温州ミカンに次ぐ生産額を占めており,関東などの主産地より早期に出荷を行っており,施設化率は60%,施設栽培面積は全国一である。品種は「幸水」65%,「豊水」23%,「新高」9%となっている。今後は「あきづき」や「王秋」の導入を進めるとともに,ジョイント仕立てなど新栽培法に取り組む。ブドウは水田転換畑で栽培され,40%が施設栽培である。品種は「巨峰」が92%を占めており,今後は「ピオーネ」,「シャインマスカット」,「クイーンニーナ」等の導入を進める。