文献
J-GLOBAL ID:201402230775558340   整理番号:11A1584286

チベットのYaluzangbu川沿いの越冬インドガンの集団,分布および行動圏

Population, distribution and home range of wintering bar-headed goose along Yaluzangbu River, Tibet
著者 (8件):
資料名:
巻: 30  号: 15  ページ: 4173-4179  発行年: 2010年 
JST資料番号: W0885A  ISSN: 1000-0933  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
インドガンAnser indicusは,主に大地に生息し,大規模な地理的領域にわたり移行する大型水鳥である。この種族は,非常にHPAIに感染しやすくHPAIの潜在的な伝播者であるため,その生物学や生態学を理解することは,鳥インフルエンザの予防および制御に非常に重要である。2005年のこの種におけるHPAIの発生以来,繁殖地である青海湖にてこの種についての研究が多数行われている。しかし,チベットのYaluzangbu川流域は,中国における最も重要な越冬地の一つであるが,チベットでのこの種の越冬個体数の状況の文書化は十分とは言えない。2009年1月にこの地で個体数調査を行ったところ,主に,Linzhou,Rikaze,Bailang,Lazi,JiangziおよびGonggaにおいて44657 羽のインドガンが確認され,それぞれ目撃された総数の22.8%,21.9%,11.8%,11.2%,9.7%,7.2%を占めた。この数は,同地域で行った1990年代の調査におけるインドガン10081羽を大幅に上回っている。今回の調査や他の越冬地のデータに基づいて,著者らは,2002の国際湿地保全連合により文書化された52000羽から60000羽を参考に,現在の個体数を少なくとも70000羽と推定した。個体数分布は主に餌場の可用性に左右されており,餌がインドガンの越冬に対する重要な因子であることを示していた。冬の生息地は,冬コムギ畑,冬期の遊休農地,川&湖,湿地などで,冬期の遊休農地では記録されている総観測数の72.1%であった。インドガンは冬期の遊休農地および冬コムギ畑にて餌を食べるのに時間の大半を費やし,昼と夜は川や湖で休息を取った。集団の規模は4つの生息地で大きく異なり,平均は(208±262)であった(n=215)。10羽のインドガンを2006年から2008年の間,青海湖において衛星追跡をし,うち3羽が中国のチベットのYaluzangbu川とラサ川流域,およびインドのコヒマの越冬地に無事到着した。衛星追跡は,一緒に従来の群れ回収結果とともに,チベットにおけるこれらの領域の越冬個体数と青海湖での繁殖個体間の密接な関係を明らかにした。したがって,青海湖からのHPAI・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物生態学一般  ,  動物生理一般 

前のページに戻る