文献
J-GLOBAL ID:201402230794432616   整理番号:14A0601423

窒素制限及び硫黄欠乏中のクロレラプロトセコイデス(Chlorella protothecoides)中の水素光生成の増強機構

The enhancement mechanism of hydrogen photoproduction in Chlorella protothecoides under nitrogen limitation and sulfur deprivation
著者 (3件):
資料名:
巻: 39  号: 17  ページ: 8969-8976  発行年: 2014年06月05日 
JST資料番号: B0192B  ISSN: 0360-3199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本調査の目的は,窒素制限,及び,硫黄損失の同時実行(LNS)中のクロレラ・プロトセコイデス(Chlorellaprotothecoides)におけるH2 光生成の増強機構を明らかとすることである。光中の培養プロセス中において,硫黄損失よりも窒素制限(LN)の方が,Kステップ(WK)とJステップ(VJ)における相対変動蛍光,PSII(光システムII)の光化学効率,及び,Fv/Fmを著しく抑制した。この様な条件下で,光合成O2 発生が減少し,12時間の培養後に嫌気生活が確立された。藻が,窒素制限中に大量のH2を発生させたが,硫黄損失中には,微量しか発生しなかった。明らかなこととして,硫黄損失よりも窒素制限の方が,LNS中のC.protothecoidesにおいてH2光生成を誘起する決定因子である。培養中にDCMUが存在する場合,LNS培養は,LN培養よりもH2をより多く発生させ,これは,PSII-独立電子源が,伝達用の電子を多くLNS培養のヒドロゲナーゼに寄与することを示唆している。PSII電子輸送には,C.protothecoidesにおけるPSIIの線形電子流(LEF),及び,周期的電子流(CEF)を伴う。H2光生成用のPSII依存電子源の場合,PSIIは,LEFを介して電子をヒドロゲナーゼに供給する。LSN培養は,H2光生成段階中にLN培養よりも高いLEF,そして,低いCEFを示し,これは,DCMUが存在する場合でのLNS培養中のPSII電子輸送(ΦPSII)の極めて低い量子収率から示されている。それ故,窒素制限と比較して,C.protothecoidesにおける窒素制限,及び,硫黄欠乏の同時実行により増強したH2光生成は主に,PSII-依存,及び,PSII依存電子源の増強に起因する。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光化学反応  ,  気体燃料の製造 

前のページに戻る