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J-GLOBAL ID:201402230978910855   整理番号:14A0944601

層状複水酸化物の革新的ドラッグデリバリーシステムへの可能性

Potential for Layered Double Hydroxides-Based, Innovative Drug Delivery Systems
著者 (9件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 7409-7428 (WEB ONLY)  発行年: 2014年05月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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層状複水酸化物(LDH)ベースのドラッグデリバリシステムは,長年,in vitro0よびin vivoで,化学療法と生物活性分子の哺乳動物細胞へのデリバリにおいて非常に有望であることを示してきた。このシステムは,望ましくない分解に対する装填分子の優れた保護と同時に高い有効性と薬装填密度を提供する。毒物学的研究により,LDHが,他の広く使われているナノ粒子,例えば酸化鉄,シリカ,単層カーボンナノチューブと比較して,生物的適合性があることも分かった。数多くの生体分子が,アミノ酸,ペプチド,ATP,ビタミン,多糖類までも含めて,共沈あるいは陰イオン交換反応を通して,LDH材の表面に付着または挿入されていると報告されてきた。近年では,アンチセンス,オリゴヌクレオチド,PCRフラグメント,siRNA分子または断片化ゲノムDNAといった小分子核酸の遺伝子デリバリのために,LDHが使用されている。これらのナノ医療は,遺伝子治療アプローチにおいて,標的赤血球または標的器官に適用されている。本レビューでは,ヌクレオチド,抗炎症薬,抗癌剤のためのLDHナノ粒子薬物担体の開発における最新状況と,医学研究における最近のLDH適用を要約する。画期的研究を強調し,考えうる将来の発展の見通しを提案する。層状無機材料は臨床応用に新しいナノ薬剤をもたらし,研究の新転地を開くであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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生物薬剤学(基礎)  ,  医用素材  ,  遺伝子操作 
タイトルに関連する用語 (3件):
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