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J-GLOBAL ID:201402230981978630   整理番号:14A0145738

北海道中央部のテンサイほ場におけるモモアカアブラムシ発生消長と西部萎黄病発病状況

著者 (3件):
資料名:
号: 64  ページ: 227-231  発行年: 2013年12月26日 
JST資料番号: F0809A  ISSN: 0368-623X  CODEN: KNBKAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2010,2011年に北海道中央部のテンサイほ場においてアブラムシの発生状況(発生種,寄生株率,株あたり寄生個体数)およびテンサイ西部萎黄病発生状況の調査を行った。2010年には,西部萎黄病および同病病原ウイルスの主要な媒介種と考えられるモモアカアブラムシは,いずれも少発生だったが,2011年には両者の多発生が確認された。モモアカアブラムシは,6月中旬~8月上旬と8月下旬以降の2度,発生の増加が認められ,特に8月下旬以降に寄生株率,寄生個体数の増加が顕著だった。西部萎黄病発病による黄化株は両年共に8月中旬~9月下旬以降に認められ,以降近接株への拡大によりスポット状に分布する場合が多かった。モモアカアブラムシ以外のアブラムシについては,マメクロアブラムシの散発的な発生を認めるのみだった。発病株のスポット状の発生,圃場内での寄生確認頻度から,病原ウイルスの媒介はそのほとんどがモモアカアブラムシ無翅虫の移動によるものと考えられた。一方,黄色水盤,目視によるモモアカアブラムシの初発時期と西部萎黄病初発時期の間に一定の関係は認められず,モモアカアブラムシの発生状況からは本病発病時期や発生量を推定することは困難と考えられた。(著者抄録)
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分類 (3件):
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異種生物間相互作用  ,  ウイルスによる植物病害  ,  糖料作物 
引用文献 (7件):
  • 北海道病害虫防除所(1994)平成5年度の発生にかんがみ注意すべき病害虫.北農 61:146-155.
  • 北海道病害虫防除所(2009)平成20年度の発生にかんがみ注意すべき病害虫.北農 76:187-202.
  • 成田正孝・菅原寿一・木村雅暢・楠目俊三・玉田哲男(1992)西胆振・後志地方における西部萎黄病の多発について.てん菜研究会報 34:133-138.
  • 佐藤充彦・成田正孝・玉山昭夫・向山 薫・菅原寿一・木村雅暢・楠目俊三・玉田哲男(1993)テンサイ西部萎黄病の発生とモモアカアブラムシの発生消長.てん菜研究会報 35:129-135.
  • 杉本利哉・村山大記・讃井 蕃(1970)てん菜の萎黄性ウイルス病に関する研究(第1報).てん菜研究報告 8:1-163,8pl.
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