文献

J-GLOBAL ID：201402231139325218   整理番号：14A0587461

平坦河床から植生群落に遷移する過程で発生するDiverging Flowに関する研究

EXPERIMENTAL STUDY ON DIVERGING FLOW AT THE BOUNDARY BETWEEN FLAT BED ZONE AND VEGETATION PATCH ZONE

著者 (3件)： 岡本隆明 (京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻) ,  前川卓耶 (京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻) ,  山上路生 (京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 69  号： 4  ページ： I.871-I.876 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 実河川では,植生群落が流下方向に部分的に散在するケース(Patch)が,多く見られる。こういう植生群落の上流端では,群落の外側への流体の流れ込み現象(Diverging flow)発生し,河床変動が促進される。すなわち,Diverging flowによって主流側に流れが集中,河床が洗掘される。植生開水路流れの研究は,国内外で数多く行なわれているが,植生のない平坦河床から植生群落へ遷移する過程の研究例が少なく,不明な点が多い。本研究では,横断方向に計測位置を変化させて,NonwakeとWake領域の縦断面PIV計測を行い,鉛直方向の流体の流れ込み現象について考察した。さらに,水平面PIV計測を行い,横断方向の流れ込みを考慮したDiverging flowの3次元構造について考察した。

シソーラス用語： *河川流 ,  河床形態 ,  *過程 ,  *状態 ,  河床変動 ,  洗掘 ,  開水路 ,  植生 ,  粒子画像流速測定 ,  *河床 ,  開水路流
準シソーラス用語： 植生開水路 ,  *植生群落 ,  *遷移 ,  遷移過程 ,  *平坦河床

分類 (2件)： 開水路の流れ  (RC10015U) ,  河川工事  (RC12030X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 平坦河床 ,  植生 ,  群落 ,  遷移 ,  過程 ,  研究