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J-GLOBAL ID：201402231383561993   整理番号：14A0587262

チゴガニとコメツキガニの造巣活動による干潟土壌の撹拌作用

BIOTURBATION ON TIDAL FLAT BY THE BURROWING OF ILYOPLAX PUSILLA AND SCOPIMERA GLOBOSA

著者 (3件)： 湯谷賢太郎 (木更津高専・環境都市工学科) ,  小森瑞樹 (埼玉大学大学院・理工学研究科) ,  浅枝隆 (埼玉大学大学院・理工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 69  号： 4  ページ： I.1429-I.1434 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 干潟の保全や干潟の再生事業の計画や実施に当たり,干潟に広く高密度に生息するカニの環境浄化作用を定量的に評価することは,カニの存在意義と機能を明らかにする上で重要なことである。本研究では,カニの活動が最も活発となる夏期の結果を用いて,チゴガニとコメツキガニの造巣活動による干潟土壌撹拌作用を推定した。本研究により,1)チゴガニとコメツキガニの干潟土壌の物理的撹拌作用が評価された。2)カニの造巣活動により,干潟には巣穴表面積分の土壌表面積が新たに創出され,それはチコガニで干潟表面積の31.9%,コメツキガニで16.5%と推定された。

シソーラス用語： *干潟 ,  *カニ ,  海岸保全 ,  生態系 ,  *バイオレメディエーション ,  撹拌 ,  *営巣 ,  土壌 ,  自然保護
準シソーラス用語： コメツキガニ ,  チゴガニ ,  沿岸生態系

分類 (2件)： 自然保護  (SB06000L) ,  個生態学  (EE03020H)

タイトルに関連する用語 (7件)： チゴガニ ,  コメツキガニ ,  巣 ,  活動 ,  干潟 ,  土壌 ,  撹拌