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J-GLOBAL ID:201402231878266769   整理番号:14A0956561

タイプの異なる2つの非対称2量体における結合モードに関する共鳴,近共鳴および非共鳴プラズモン・カップリング効果

The resonant, near-resonant, and off-resonant plasmon coupling effects for the bonding modes in two types of asymmetric dimer
著者 (5件):
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巻: 16  号:ページ: 075004,1-7  発行年: 2014年07月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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金属ナノ粒子の局在表面プラズモン共鳴は,入射光の場の下における伝導電子の集団振動によって生じる。集団運動は,遠視野散乱や吸収,および近視野電磁場分布などを含む金属ナノ構造のプラズモニック光学特性と密接に関係する。金属ナノ構造のプラズモニック特性は,それらの配置,サイズ,組成,および周辺の誘電体媒質に強く依存する。カップリング効果は,離れていたナノ粒子が互いに接近する過程やアレイ内において生じる。可変プラズモン共鳴ピークを活用した幾つかの重要な応用がある。最近,カップリング現象,機構および応用に関する多くの実験や理論的研究が注目されている。本稿では,タイプの異なる2種類の非対称な2量体,即ち,金のナノ粒子とTiO2-Agのコア-シェル構造を持つナノ粒子から成る2量体,および適当なサイズを持つ2つのTiO2-Agのコア-シェル構造から成る2量体,におけるカップリング結合モードに対する共鳴,近共鳴および非共鳴プラズモン結合効果を研究した結果を報告する。共鳴状態にある2量体に縦偏光および横偏光した光が入射した場合,ナノ粒子間の間隔の減少に伴って,カップリング結合モードは,それぞれレッドシフト,およびブルーシフトすることが分かった。近共鳴の場合には,縦偏光の場に対してカップリング接合モードのレッドシフトは変化しないが,横偏光の場に対しては,カップリング後における単量体の2つの分離したモードは明瞭なピークシフトを示さず,低周波数側のピークの強度が減衰することが分かった。非共鳴の場合には,縦偏光した場に関するカップリングモードのレッドシフトだけでなく,横偏光の入射場に関しても2つの分離したモードでレッドシフトが起こることが分かった。
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分類 (1件):
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固体プラズマ 

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