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J-GLOBAL ID：201402232027333834   整理番号：14A0049066

虚血バイアビリティー閾値および神経血管ユニットの磁気共鳴イメージング

Magnetic Resonance Imaging of Ischemia Viability Thresholds and the Neurovascular Unit

著者 (1件)： BARBER Philip A. (Univ. Calgary, ALB, CAN)
資料名： Sensors (Web)  (Sensors (Web))
巻： 13  号： 6  ページ： 6981-7003 (WEB ONLY)  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： U7015A  ISSN： 1424-8220  CODEN： SENSC9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニューロイメージングによって,目立たない時点での脳卒中発生に関する理解が改善され,不可逆的に損害を受けた脳か,潜在的に可逆的な虚血脳かの特定に役立っている。ニューロイメージングは,急性脳卒中治療の基本的前提にもかなり関与してきているが,こうした急性脳卒中治療は,虚血領域の相当な部分を梗塞への進行から救出するために必要であり,そうした治療を行うことは,脳機能を維持して結果を改善することに繋がっている。神経血管ユニット(NVU)という用語は,虚血性ペヌンブラの概念を広げているが,これは,虚血再灌流の際の,微小循環とニューロン神経膠相互作用を関連づけることによる。NVUの個々の成分(内皮,グリア,およびニューロン)を保存することを試みる戦略は,血流が微小循環に完全には戻らない場合には有効でない可能性がある。磁気共鳴イメージング(MRI)は,基礎科学と臨床の両方に対して架け橋となりうる主要なイメージング技術であり,分子およびイオンレベルでの,疾患徴候の非侵襲性リアルタイム高解像度解剖学的描写を経ることを特徴とする。現在のMRIベース技術は,灌流強調画像(PWI)と拡散強調画像(DWI)との信号の間のミスマッチにフォーカスすることで,再灌流が達成される場合に保存される可能性がある組織を推定することができる。MRIの将来の方向性として,再開通と再灌流の不一致にフォーカスすることで,梗塞核(DWI)とペナンブラ(PWI)に関する現行の区画凡例に対して,相補的な病態生理学的情報を提供することが挙げられるが,その際,初期急性期における,脳血流量,BBB透過性,炎症,および浮腫形成に関するイメージング情報を利用できる。このレビューにおいては,脳卒中病態生理学の理解における進歩を概説したが,項目として,神経血管ユニットのインタフェースにおける急性脳卒中に関連する重要な相互作用の画像化に必要となる,イメージング技術,ヒト脳卒中に近い動物脳卒中モデルの範囲拡大,ならびに,MRIの電位解釈の解説などを含めた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 医用画像 ,  脳虚血 ,  脳梗塞 ,  閾値 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  画像処理 ,  *NMRイメージング ,  脳卒中 ,  虚血 ,  再潅流 ,  *微小循環 ,  画像 ,  文献展望 ,  病態生理 ,  実験動物 ,  病態モデル
準シソーラス用語： MRI【イメージング】 ,  MRI拡散強調画像 ,  イメージング ,  *ニューロイメージング ,  ヒト疾患の動物モデル ,  レビュー文献 ,  *拡散強調画像 ,  核磁気共鳴 ,  核磁気共鳴イメージング ,  *潅流強調画像 ,  *急性脳卒中 ,  *虚血再潅流 ,  *虚血性ペヌンブラ ,  *動物モデル ,  病態生理学

分類 (5件)： 医学的検査一般  (GC02010L) ,  診断学一般  (GC03001Y) ,  循環系一般  (EJ04010S) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  神経系一般  (EJ12010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 虚血 ,  閾値 ,  神経 ,  血管 ,  磁気共鳴イメージング