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J-GLOBAL ID：201402232074222943   整理番号：14A0732815

添加剤のナノカプセル化による各種機能の向上

著者 (3件)： 佐藤彰 (アクテイブ) ,  長濱正光 (アクテイブ) ,  阿部正彦 (東京理大 総合研究機構)
資料名： プラスチックスエージ  (Plastics Age)
巻： 60  号： 7  ページ： 82-86  発行年： 2014年07月01日 
JST資料番号： G0951A  ISSN： 0551-0503  CODEN： PUEJDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リポソームをナノカプセルとしてこの内部に添加剤を封入してポリマーを改質する技術を述べた。リポソームナノカプセルは著者らが開発した超臨界二酸化炭素逆相蒸発法によって作成した。CO₂削減PEフィルムを作成するため,リポソーム内にCO₂吸収剤を封入した微少カプセルを作り,PEとブレンドしてミキサーで分散し押し出してフィルムとした。CO₂吸収剤のPEに対する添加量は0.3wt%である。このフィルムを焼却したときのCO₂発生量は,CO₂吸収剤がない場合の40%でありCO₂発生量を60%も削減した。またCO₂削減ごみ袋の破断点強度および破断伸びは通常のPEごみ袋より高くなっていた。CO₂吸収剤を他の物質に替えると,不透明のナイロンを透明にでき,紫外線吸収剤を添加したPEは紫外線を半減できた。

シソーラス用語： リポソーム ,  *マイクロカプセル ,  超臨界流体 ,  二酸化炭素 ,  ポリエチレン ,  プラスチックフィルム ,  吸収剤 ,  ガス吸収 ,  減少 ,  インフレーション成形 ,  押出 ,  SEBS ,  引張強さ ,  紫外線吸収剤 ,  添加物効果 ,  *添加剤 ,  結晶化 ,  伸び ,  ナイロン ,  超臨界二酸化炭素 ,  *ナノカプセル ,  二酸化炭素吸収剤 ,  破断伸び ,  二酸化炭素排出量削減 ,  薄膜 ,  二分子層 ,  脂質膜 ,  層 ,  多分子層 ,  多層 ,  脂質二分子膜 ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： 二酸化炭素削減

分類 (1件)： 添加剤・配合薬品・副資材一般  (YH05010N)

タイトルに関連する用語 (2件)： 添加剤 ,  ナノカプセル化