文献
J-GLOBAL ID:201402232219795742   整理番号:14A1475937

ゼアラレノンの定量的及び高感度検出のための量子ドットサブミクロビーズに基づく免疫クロマトグラフィー測定

Quantum-DoT submicrobead-based immunochromatographic assay for quantitative and sensitive detection of zearalenone
著者 (6件):
資料名:
巻: 132  ページ: 126-131  発行年: 2015年01月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
マイコトキシン汚染物質は普通,穀物製品に関連しており,食品安全において人命を脅かすので,簡単で高感度な検出法を必要とする。本研究では,量子ドット(QD)サブミクロビーズ(QBs)をマイクロエマルション技術の利用によって,CdSe/ZnS QDsをカプセル化することで合成した。得られたQBsは,対応するQDsよりも大体800倍明るいルミネセンスを示し,トウモロコシ中ゼアラレノン(ZEN)の高感度及び定量的検出のための免疫クロマトグラフィー測定(ICA)における新規蛍光プローブとして利用が図られた。QBに基づくICA(QB-ICA)の感度と安定性に影響する各種因子を検討し,最適化した。最適QB-ICAはZENに対し,良好なダイナミック線形検出を0.125ng/mLから10ng/mLまでの範囲で示し,半抑制濃度は1.01±0.09ng/mL(n=3)であった。ZENの標準溶液及びトウモロコシ試料(希釈比率は1:30)の検出限界はそれぞれ,0.0625ng/mL及び3.6μg/kgであり,既報の金ナノ粒子に基づくICA法による結果よりずっと良かった。天然トウモロコシ試料46種をQB-ICA法と酵素結合イムノソルベント検定法との両法で分析した。2つの手法は高い相関(R2=0.92)を示す。9個のZEN汚染された試料は,さらに液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC-MS/MS)で確認し,QB-ICA結果はLC-MS/MS法とも良く一致した。要約すると,本研究はQB-ICAが食品分析において,迅速,高感度な毒類のスクリーニングに使え,他の分析種のポイント・オブ・ケア検査用に大いに期待できることを示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  分析機器  ,  食品の汚染  ,  バイオアッセイ 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る