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J-GLOBAL ID:201402232275537543   整理番号:14A0082894

高ロール周速,高冷却速度のアルミニウム合金用双ロールキャスタの開発

Development of Twin Roll Caster with High Casting Speed and High Cooling Ability for Aluminum Alloys
著者 (1件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 47-53  発行年: 2014年01月25日 
JST資料番号: G0096A  ISSN: 1342-0429  CODEN: CHKOFY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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アルミニウム合金用の縦型高速双ロールキャスターを開発した。この双ロールキャスターの特徴は,以下のとおりである。ロール周速の高速化と板の冷却速度の向上に有効な低温鋳造を行うために縦型を採用した。溶湯ヘッド圧によりノズル先端の溶湯のメニスカスを安定させるためにノズルを取り付けた。アルミニウム合金板を急冷凝固するために銅ロールを使用しロール面には離型剤を使用しなかった。この双ロールキャスターは,30m/min~90m/minのロール周速で厚さが1.5mm~3.6mmのAl-11%Si合金を鋳造することができた。組織から推測した鋳造板の冷却速度は,1000K/s(板の中心部)から2000K/s(板の表面)であった。縦型高速双ロールキャスターのロール周速や冷却速度は,一般的なアルミニウム合金用の双ロールキャスターのものより大きかった。機械的性質は,均質化処理後に1mmまで冷間圧延を行いその後焼きなましを行った板を用いて調査した。板の鋳造方向(圧延方向)の引張強さは192MPa,伸びは23.8%であった。この板は曲率0.5mmで曲げることができた。限界絞り比(LDR)は1.9であった。これらの結果は,縦型高速双ロールキャスターがロール周速(鋳造速度),板の冷却速度と機械的性質を改善できる能力を有することを示す。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
炉,鋳造設備  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
引用文献 (14件):
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