文献

J-GLOBAL ID：201402232340645464   整理番号：14A0051645

中央湖南省鉱区での種々の土地利用によるin situ屋外実験を用いた可溶性カドミウムの非点負荷

Non-Point Loads of Soluble Cadmium by in situ Field Experiment with Different Landuses, in Central Hunan Province Mining Area

著者 (6件)： Liu Xiaoli (Coll. of Resources & Environment, Hunan Agricultural Univ., Changsha) ,  Zeng Zhaoxia (Inst. of Subtropical Agriculture, Chinese Acad. of Sciences, Changsha) ,  Chen Zhe (Coll. of Resources & Environment, Hunan Agricultural Univ., Changsha) ,  Tie Baiqing (Coll. of Resources & Environment, Hunan Agricultural Univ., Changsha) ,  Chen Qiuwen (Res. Center for Eco-Environmental Sciences, Chinese Acad. of Sciences, Beijing) ,  Ye Changcheng (Coll. of Resources & Environment, Hunan Agricultural Univ., Changsha)
資料名： Huanjing Kexue  (Huanjing Kexue)
巻： 34  号： 9  ページ： 3557-3561  発行年： 2013年 
JST資料番号： A0145B  ISSN： 0250-3301  CODEN： HCKHDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 汚染土壌からの重金属の非点線源負荷は,河川および湖沼の重金属濃度が制限値を超える主要な原因に益々なって来ており,一方,in situ屋外条件での水への土壌重金属移動の定量的モニタリングに焦点を合わた研究は殆どなかった。報告の通り,農業農場重金属汚染,特にXiangjiang川の中流および下流でのカドミウム(Cd)環境汚染は主要な汚染問題であった。本研究では典型的Cd汚染農用地流域を事例研究として選択し,3つの同じ正方形の水田,乾燥農場,および未使用草原の3つの典型土地利用型での自然降雨流出水文学プロセスモニタリングを,2011年~2012年に実施した。結果は,降水pH値が春~夏に増加し,春の流出の可溶性Cd濃度が夏の降雨流出のものより著しく高いことを示した。それは,明らかな季節的異質性を示し,そして降雨pH値とは負の相関があり,また,降雨pH値には,土壌可溶性Cdの表面流出電荷への移動に明白な影響があった。同じ降雨事象では,コメの可溶性Cd濃度と非点負荷は,乾燥地および未使用草原のものより著しく低く,一方,3つの典型的土地利用型からのCdの非点負荷には,雨量変化による明白な季節的傾向は全く見られなかった。それには,将来,更なる研究および関心が必要である。これらの結果は,流域規模の重金属非点線源負荷定量的評価,水生環境管理,水質診断および早期警戒の貴重な資料と科学的支援を提供する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *カドミウム ,  土地利用 ,  実験 ,  監視 ,  評価 ,  雨水 ,  重金属汚染 ,  土壌 ,  生息環境 ,  移動 ,  表面流出 ,  汚染土壌
準シソーラス用語： 屋外実験 ,  プロセスモニタリング ,  定量的評価 ,  降雨流出水 ,  水生環境 ,  金属移動

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 湖南省 ,  鉱区 ,  土地利用 ,  屋外実験 ,  可溶性 ,  カドミウム ,  点