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J-GLOBAL ID：201402232398334612   整理番号：14A1399429

音符を単位としない旋律編集のための旋律概形抽出手法

Melodic Outline Extraction Method for Non-note-level Melody Editing

著者 (2件)： 土屋裕一 (日本大 大学院総合基礎科学研究科) ,  北原鉄朗 (日本大 文理)
資料名： 情報処理学会論文誌ジャーナル(Web)
巻： 54  号： 4  ページ： 1302-1307 (WEB ONLY)  発行年： 2013年04月15日 
JST資料番号： U0452A  ISSN： 1882-7764  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,音楽の非専門家が旋律を編集するための,音符によらない旋律表現を提案する。これまで様々な自動作曲システムが開発されてきたが,その結果を非専門家が編集するのは困難である。我々は,旋律を旋律概形と呼ばれる曲線に変換し,旋律概形上での旋律編集を提案する。旋律概形は,旋律の音高の時系列に対してフーリエ変換を行い,低次のフーリエ係数を抽出することで得ることができる。実験の結果から,提案手法により得られた旋律概形は,旋律の大まかな特徴を反映していることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *作曲 ,  *音楽 ,  *情報処理 ,  *編集 ,  音の高さ ,  *Fourier変換 ,  *特徴抽出 ,  インタフェイス ,  規格 ,  方式 ,  *隠れMarkovモデル ,  表現 ,  信号推定
準シソーラス用語： MIDI ,  *音楽情報処理 ,  *音楽表現 ,  音高推定 ,  音符 ,  *自動作曲 ,  *旋律 ,  *輪郭抽出 ,  列生成法

分類 (2件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  楽器音響  (BB03070Y)

引用文献 (10件)：

• Hiller, L. and Lsaacson, L.: Musical composition with a high-speed digital computer, Journal of Audio Engineering Society (1958).
• Ames, C. and Domino, M.: Cybernetic composer: An overview, Understanding Music with AI, AAAI Press, pp.186-205 (1992).
• Cope, D.: Computers and Musical Style, Oxford University Press(1991).
• 安藤大地,Dahlstedt, P., Nordaxhl, M.G.,伊庭斉志:対話型GPを用いたクラシック音楽のための作曲支援システム,芸術科学会論文誌,Vol.4, No.2, pp.77-86(2005).
• 深山 覚,中妻 啓,米林雄一郎,酒向慎司,西本卓也,小野順貴,嵯峨山茂樹:Orpheus:歌詞の韻律に基づいた自動作曲システム,情報処理学会研究報告,2008-MUS-76-30, pp.179-184(2008).

タイトルに関連する用語 (5件)： 音符 ,  旋律 ,  編集 ,  概形 ,  手法