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J-GLOBAL ID:201402232461123635   整理番号:14A0439973

日本の地理学的に異なる3つの地域で飼育されたクロウシの糞中のListeria monocytogenesの分布と性質

Prevalence and Characteristics of Listeria monocytogenes in Feces of Black Beef Cattle Reared in Three Geographically Distant Areas in Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 96-103  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: W2345A  ISSN: 1535-3141  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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L. monocytogenesはヒトと動物におけるリステリア症の病原菌であり,リステリア症は死亡率30%に近い。本研究では日本の畜産業で飼育されているクロウシの糞中の本菌の分布を調査したものである。日本の北部,中部と南部における130箇所の牧場について,1738の糞を集めて調べた。北部では11.4%,中部では2.8%,南部では2.9%の糞中に本菌の存在を検出し,北部での高い検出結果をえた。検出された996の単離菌のうち40.5%が血清型1/2bであり,1/2aが36.9%,4bが21.6%,4abが1.0%であった。北部の試料においては,陽性の牧場の60%で多種類の血清型の菌が検出され,また18頭のウシの糞から複数の血清型の菌が見つかった。239の単離株についてはPFGE分析を行い,48の異なるパターンがえられた。全体として,中部,南部に比べ北部において菌株の多様性が著しかった。また,病気のヒトからの単離株5株,病気の動物からの単離株3株と同一のパターンを示す黒豚の糞中の株が存在した。流行性クローンII, IIIマーカーと一致する株も存在した。なお,単離されたL. monocytogenesはいずれも以下の抗菌薬に感受性であった。ペニシリン,アンピシリン,アオモキシシリン,ゲンタマイシン,カナマイシン,ストレプトマイシン,エリスロマイシン,バンコマイシン,テトラサイクリン,クロラムフェニコール,シプロフロキサシン,トリメトプリム/スルファメタキサゾル。
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分類 (1件):
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微生物の生態 

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