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J-GLOBAL ID:201402232465589183   整理番号:14A0323855

セレンは腸管細胞系のmiRNAプロファイルを変化させる: GPX2とSEPSH2の発現をmiR-185が調節している証拠

Selenium alters miRNA profile in an intestinal cell line: Evidence that miR-185 regulates expression of GPX2 and SEPSH2
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資料名:
巻: 57  号: 12  ページ: 2195-2205  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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微量栄養素であり,アミノ酸セレノシステインに取込まれるセレンの摂取量変化やそれに伴う代謝の変化がマイクロRNA(miRNA)発現の変化やmiRNA渡海した標的遺伝子発現の変化をもたらすかを検討した。Caco2細胞をセレン欠乏条件下で培養し,737個のmiRNAの発現を解析したところ,145個のmiRNAの発現が認められ,このうち12個のmiRNA発現はセレン欠乏により変動した。トランスクリプトーム解析から,セレン欠乏がセレン蛋白質GPX1,SELW,GPX3,SEPN1,SELK,SEPSH2およびGPX4を含む50個の遺伝子発現を変動させることが明らかになり,代謝経路としてはアラキドン酸代謝経路,グルタチオン代謝経路などが影響されており,他に酸化ストレス応答なども影響を受けていた。miRNAのうち,miR-185はSEPSH2と,おそらくGPX2の発現のフィートバック制御に関与しているが,これら2つのセレン蛋白質の発現にセレン取込が負の制御を示すことがmiRNAノックダウン試験から明らかになった。SEPSH2はSec-tRNA合成において制御機構として必須であるが,これがセレン蛋白質合成の維持にとって重要であるかについてはさらなる検討が必要である。
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分類 (3件):
分類
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遺伝子発現  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  遺伝学研究法 

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