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J-GLOBAL ID:201402232476967201   整理番号:14A0432508

安全性キャッチ型システイン保護基4,4′-ジメチルスルフィニルベンズヒドリルの使用による位置選択的ジスルフィド結合形成を通してのヒトヘプシジンの全合成

Total Synthesis of Human Hepcidin through Regioselevctive Disulfide-Bond Formation by using the Safety-Catch Cysteine Protecting Group 4,4′-Dimethylsulfinylbenzhydryl
著者 (6件):
資料名:
巻: 53  号: 11  ページ: 2931-2934  発行年: 2014年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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複数のシステイン残基(Cys)を含むペプチド中に位置選択的にジスルフィド(SS)結合を形成させるために,新規の安全性キャッチ型Cys保護基S-4,4′-ジメチルスルフィニルベンズヒドリル(Msbh)を開発し,四つのSS結合をもつヒト小ペプチドホルモン,ヘプシジン,の全合成に応用した。SSを形成する一つのCys対を既知の保護基S-トリフェニルメチル(Trt),2番目のCys対を保護基S-アセトアミドメチル(Acm),3番目のCys対を保護基S-4-メチルベンジル(Meb),4番目のCys対を保護基Msbhにて保護したヘプシジンを既知のFmoc/Boc化学ペプチド合成法により合成した。次いで1,2,3,4番目のCys対の順に選択的に保護基を除去して正しいSS結合を持つヘプシジン(H1)を合成した。比較例として非天然型SS対をもつヘプシジン(H2)を合成した。二次元NMR解析に基づいて決定したH1の三次元構造はX線回折法により決定した天然ヒトヘプシジンの構造と良く一致した。チオール-ジスルフィド交換を含むことが知られている鉄排出ポンプ蛋白質フェロポーチン-ヘプシジン相互作用を調べた。フェロポーチンを発現する細胞中でH2はH1に異性化することをHPLC分析により確証した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
化学合成  ,  分子構造  ,  ペプチド  ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般 

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