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J-GLOBAL ID：201402232484959765   整理番号：14A0172777

有機ゲル化剤からのナノチューブの形成に含まれる相互作用の研究

Investigation of the Interactions Involved in the Formation of Nanotubes from Organogelators

著者 (6件)： KHAN Ahmad Nawaz (Univ. Strasbourg, Strasbourg, FRA) ,  NGUYEN Thi-Thanh-Tam (Univ. Strasbourg, Strasbourg, FRA) ,  DOBIRCAU Larisa (Univ. Strasbourg, Strasbourg, FRA) ,  SCHMUTZ Marc (Univ. Strasbourg, Strasbourg, FRA) ,  MESINI Philippe J. (Univ. Strasbourg, Strasbourg, FRA) ,  GUENET Jean-Michel (Univ. Strasbourg, Strasbourg, FRA)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 29  号： 52  ページ： 16127-16134  発行年： 2013年12月31日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2つのジアミドエステル化合物によるナノチューブ構造の形成に関し,溶媒の役割およびアルキル鎖の役割について研究を行った。用いた化合物は3,5-ビス(5-ヘキシルカルバモイルペンチロキシ)安息香酸デシルエステル(BHPB-10)およびこの化合物のデシル鎖のフッ素化同族体(BHPBF)である。芳香族溶媒中では,BHPB-10はこの分子の芳香環と溶媒分子との間のπ-π相互作用のためナノチューブ形成が阻害される。脂肪族溶媒中では,BHPB-10分子どうしの間のπ-π相互作用および水素結合の形成のためナノチューブ形成に都合がよい。デシル鎖の水素原子をフッ素原子で置換すると分子構造およびナノチューブ形成能が変化して規則的にねじれた構造が生成し,フッ素化されたアルキル鎖はこの構造のコア部分に位置する。この結果から,ナノチューブ形成のための必要条件は,アルキル基が外側を向くことでる。

シソーラス用語： *添加剤 ,  *ナノチューブ ,  *分子間相互作用 ,  溶媒効果 ,  *水素結合 ,  ゲル化 ,  構造形成
準シソーラス用語： π-πスタッキング ,  π-π相互作用【分子】 ,  *有機ゲル化剤

分類 (2件)： 芳香族単環カルボン酸の窒素誘導体  (CF05200S) ,  分子間相互作用  (BH07020P)

物質索引 (2件)： 3,5-ビス[5-(ヘキシルカルバモイル)ペンチルオキシ]安息香酸デシル ,  3,5-ビス[5-(ヘキシルカルバモイル)ペンチルオキシ]安息香酸3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデシル

タイトルに関連する用語 (4件)： 有機ゲル化剤 ,  ナノチューブ ,  相互作用 ,  研究