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J-GLOBAL ID：201402232580475469   整理番号：14A0166821

銅被覆アルミニウムワイアの交流抵抗

AC Resistance of Copper Clad Aluminum Wires

著者 (4件)： GUAN Ning (Optics and Electronics Lab., Fujikura Ltd.) ,  KAMIDAKI Chihiro (Power & Telecomm. Cable System R&D Center, Fujikura Ltd.) ,  SHINMOTO Takashi (Power & Telecomm. Cable System R&D Center, Fujikura Ltd.) ,  YASHIRO Ken’ichiro (Fac. of Engineering, Chiba Univ.)
資料名： IEICE Transactions on Communications (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)  (IEICE Transactions on Communications (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： E96-B  号： 10  ページ： 2462-2468 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： L1369A  ISSN： 0916-8516  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,無線電力伝送が,小型電気素子だけでなく,電気およびハイブリッド車両のような大型装置上の電力供給に対し,多くの関心を引き付けてきた。そのような電力伝送システムにおいて,コイルが重要な構成要素で,交流抵抗が伝送効率を決定するキーとなる因子である。コイルに使用されるワイアの交流抵抗は,高効率システムに対し,できるだけ低いことが要求される。薄い銅(Cu)層に囲まれたアルミニウム(Al)核を持つ同被覆アルミニウム(CCA)ワイアがこの目的のために提案されてきた。CCAワイアは軽くはんだ付けが容易なだけでなく,ある条件でよく使用されるCuワイアより低い交流抵抗を示す。本論文において,円形断面を持つCCAワイアの表皮および近接効果により生じる交流抵抗を,数値的に分析した。交流抵抗の観点において,CCAワイアがCuワイアより勝る条件を論じた。シミュレーション結果を製作したコイル上の実験と比較し,良好な一致を得た。CCAワイアにより巻かれたコイルは,いくつかの状況の下,特に高い周波数で,Cuワイアによるそれらより低い交流抵抗を持つことを実際に確証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 銅 ,  被覆 ,  *アルミニウム ,  *金属線 ,  *交流 ,  *抵抗 ,  電力供給 ,  インダクタ ,  はんだ付 ,  無線電力伝送
準シソーラス用語： コイル【電気】 ,  *ワイヤ

分類 (1件)： LCR部品  (NA05030D)

引用文献 (14件)：

• [1] N. Shinohara, “Power without wires,” IEEE Microw. Magazine, vol.12, no.7, pp.S65-S73, 2011.
• [2] A.B. Hu, Wireless/Contactless Power Supply, VDM Verlag Dr. Müller, 2009.
• [3] V.E. Legg, “Analysis of quality factor of annular core inductors,” Bell Syst. Tech. J., vol.39, no.1, pp.105-126, 1960.
• [4] H.B. Dwight, Electrical Coils and Conductors, McGraw-Hill, 1945.
• [5] C.R. Sullivan, “Aluminum windings and other strategies for high-frequency magnetics design in an era of high copper and energy costs,” IEEE Trans. Power Electron., vol.23, no.4, pp.2044-2051, 2008.

タイトルに関連する用語 (3件)： 銅 ,  アルミニウムワイア ,  交流