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J-GLOBAL ID：201402233285267044   整理番号：14A0312699

極成層圏雲の不均一生成-パート2:シノプティックスケールの氷晶の核生成

Heterogeneous formation of polar stratospheric clouds-Part 2: Nucleation of ice on synoptic scales

著者 (10件)： ENGEL I. (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  ENGEL I. (Forschungszentrum Juelich, Juelich, DEU) ,  LUO B. P. (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  PITTS M. C. (NASA, Virginia, USA) ,  POOLE L. R. (Sci. Systems and Applications, Inc., Virginia, USA) ,  HOYLE C. R. (Paul Scherrer Inst., Villigen, CHE) ,  HOYLE C. R. (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  GROOSS J.-U. (Forschungszentrum Juelich, Juelich, DEU) ,  DOERNBRACK A. (DLR Oberpfaffenhofen, Oberpfaffenhofen, DEU) ,  PETER T. (ETH Zurich, Zurich, CHE)
資料名： Atmospheric Chemistry and Physics (Web)  (Atmospheric Chemistry and Physics (Web))
巻： 13  号： 21  ページ： 10769-10785  発行年： 2013年 
JST資料番号： U7039A  ISSN： 1680-7316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2010年1月にCALIPSO衛星ライダー観測で氷の極成層圏雲(PSC)が北極成層圏に総観スケール(~1000km)で存在していることがわかった。この直前の2009年12月に硝酸三水和物(NAT)を含むPSCが広範囲に存在していたこともCALIPSO観測は示していた。パート1の論文では上記のPSCは氷晶均一反応ではなく,流星塵やすでに存在しているNAT粒子による氷晶不均一核生成が必要であることを示した。しかし,その微物理モデルで観測に基づく氷晶密度を説明するには天気予報モデルでは分解できないほどの小さなスケールの温度の変動があり,その低温域で過飽和度が高くなっているとの仮定が必要であった。この仮定を使うことにより,氷晶不均一核生成率に対するパラメタリゼィションで2009/2010年冬季の北極成層圏CALIPSO観測結果を説明することができた。

シソーラス用語： *極成層圏雲 ,  *核形成 ,  *総観規模 ,  *成層圏 ,  硝酸 ,  水和物 ,  *氷晶核 ,  実用衛星 ,  北極圏 ,  観測 ,  LIDAR
準シソーラス用語： レーザレーダ ,  CALIPSO ,  核生成 ,  不均一核形成 ,  衛星観測

分類 (2件)： 対流圏・成層圏の地球化学  (DD01020P) ,  雲と降水の微物理  (DC05110M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 極成層圏雲 ,  不均一 ,  パート ,  氷晶 ,  核生成