抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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家庭用エアコンを選定する手順として,畳数が一般化している。畳数目安は,部屋の熱負荷値から求められる冷房能力よりも過大な能力が選定され,消費電力量,二酸化炭素排出量の増大に繋がることが指摘されている。そこで,多様な住まいに対応するエアコン選定支援ツールの基本概念を提案した。環境性・経済性・快適性の違いが,選定機種に及ぼす影響を検討し,プロトタイプを使用し,省エネポテンシャルを試算した。1)ツールのプロトタイプによるエアコンの選定結果,2)プロトタイプによるエアコンの選定結果,3)ツールの使用によって期待される省エネポテンシャルの試算,を示した。