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J-GLOBAL ID:201402234159639854   整理番号:14A0235285

代謝物の元素組成の明確な決定のための同位体微細構造の力:in Silico評価とメタボロームへの応用

Power of isotopic fine structure for unambiguous determination of metabolite elemental compositions: In silico evaluation and metabolomic application
著者 (8件):
資料名:
巻: 813  ページ: 70-76  発行年: 2014年02月27日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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質量分析をベースにする代謝研究で,代謝物の標準物質が不要の同定は,依然として困難な課題である。以前に筆者らは,代謝物の元素組成(EC)が,13C,15N,18O,及び34Sの相対的同位体存在度(RIA)を与える超高分解能MSによって観察される同位体微細構造を利用して明確に決定されることを実証した。本研究で筆者らは,20,258の既知の代謝物のMSピークに基づくECsの決定のためのRIAの有効性を評価した。代謝物は,誤差のサイズ効果がECsの明確な決定率にいかに影響するかを調べるために,同位体ピーク面積での≦25%の誤差によってシミュレーションした。シミュレーションは,報告された制約規則と組み合わせたRIAが試験を行った代謝物の90%以上でECsの明確な決定をもたらすことを示唆した。正イオンモードで,このプロセスがアルカリ-付加体イオン([M+Na]+と[M+K]+)を識別することは注目に値する。しかし,本法を実際の代謝データ(注入ESIによって分析したマウスの肝臓抽出物)に適用するとき,EC決定性能の顕著な低下がRIAへのノイズとバイアスの影響のために観察された。シミュレーションで示唆された通りの理想的な性能を達成するために,筆者らは,測定されたイオン強度へのバイアスを補償するための追加の方法を開発した。この方法が,計算性能を改良し,観察されたピークの72%のECsの決定を可能にした。本研究の方法は,メタボローム研究での代謝物のハイスループット同定のための価値ある出発点と考えられる。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の物理分析  ,  代謝一般  ,  生物物理的研究法 

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