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J-GLOBAL ID:201402234213147032   整理番号:14A0368495

視索前野におけるGABA作動性ニューロンはオレキシンニューロンに対し直接的な阻害投影を送信する

GABAergic neurons in the preoptic area send direct inhibitory projections to orexin neurons
著者 (8件):
資料名:
巻: 2013  号: Dec  ページ: WEB ONLY  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: U7037A  ISSN: 1662-5110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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視床下部視索前野(POA)のニューロン集団は睡眠中に急に覚醒し,覚醒系で観察された相互関係である睡眠/起床状態依存性の興奮パターンを示す。これら視索の睡眠-活動ニューロンの大多数には抑制性神経伝達物質GABAが含まれている。一方,視床下部外側野(LHA)におけるニューロンの集団は,覚醒の維持に重要な役割を果たし,覚醒に関連するニューロンに対す興奮性の影響を示すオレキシンを含有している。POA睡眠-活動ニューロンとオレキシンニューロン間の睡眠/覚醒状態の調節に重要であるが反対の役割を果たしていることについての解剖学的および機能的相互作用を知ることは重要である。本研究において,POAにおけるGABA作動性ニューロンの特異的薬理遺伝学的刺激が非急速眼球運動(NREM)睡眠の量の増加につながることを確認した。次いで,順行性トレーサーとしてだけでなく光遺伝学的手段としてチャネルロドプシン2(ChR2を)を用い,POA GABA作動性ニューロンとオレキシンニューロン間の直接接続を調査した。また,AAVによる遺伝子導入によりPOAにおけるGABA作動性ニューロン選択的なChR2-eYFPを発現させ,ChR2-eYFPを発現している軸索の投射サイトおよびオレキシンニューロンの活性に対するChR2-eYFPの光遺伝学的刺激の影響を調査した。その結果,これらのニューロンは,神経線維がオレキシンニューロンに密接に並置するLHAを含む視床下部および脳幹における覚醒関連分野に対し広範囲に投射を送っていることを確認した。これらの線維の光遺伝学的刺激は,オレキシンニューロンの急速な阻害をもたらした。これらの所見より,POA GABA作動性ニューロンとオレキシンニューロンの間の直接接続性が示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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動物生理一般  ,  中枢神経系  ,  神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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