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J-GLOBAL ID：201402234307427519   整理番号：14A1134731

最新接着講座(第8講)接着における界面の解析技術

Analysis Techniques of Adhesive Interface

著者 (1件)： 奥村治樹 (ジャパン・リサーチ・ラボ)
資料名： 色材協会誌  (Journal of the Japan Society of Colour Material)
巻： 87  号： 9  ページ： 326-331  発行年： 2014年09月20日 
JST資料番号： F0174A  ISSN： 0010-180X  CODEN： SKYOAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： いわゆる接着から塗膜,半導体成膜など現代技術は接着技術に支配されていると言える。しかし,接着はさまざまな因子が複雑に関係し合っており,とくに接着の根源である界面を可視化することが難しいために,接着メカニズムや剥離原因を明らかにすることは容易ではない。そこで,本講座では接着を生むおもな因子とその要因について整理し,それらを解析するための分析手法として表面分析を中心に特徴などについて解説する。そして,接着メカニズムや剥離原因を明らかにするために欠かすことができず,接着の根源となる界面分析の方法として深さ方向分析について詳細に解説する。ここでは,従来から行われている主な深さ方向分析法の特徴とともにその限界や注意すべき点を述べるとともに,新たな試みについても解説する。また,最後にさまざまな分析方法や実験を効率的に行うための考え方についても述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *接着 ,  *界面 ,  塗膜 ,  可視化 ,  剥離 ,  深さプロフィル ,  *表面分析
準シソーラス用語： 深さ方向プロフィル ,  成膜

分類 (1件)： 機械加工,仕上げ一般  (YH04111G)

引用文献 (11件)：

• 奥村治樹 : 日本接着学会誌, 40, 11 (2004).
• 奥村治樹 : 接着の技術, 23, 3 (2003).
• “有機/金属・無機界面のメカニズム-密着性・機能発現の要因-”, サイエンス&テクノロジー (2006).
• J. W. McBain, D. G. Hopkins: J. Phys. Chem., 29, 88 (1925).
• J. W. McBain, W. B. Lee: Ind. Eng. Chem., 19, 1005 (1927).

タイトルに関連する用語 (2件)： 界面 ,  解析