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J-GLOBAL ID:201402234368686703   整理番号:14A1124573

カラアカシタビラメ(Cynoglossus semilaevis)での性決定における2種類のGadd45gホモログの分子特性化及び機能的分岐

Molecular characterization and functional divergence of two Gadd45g homologs in sex determination in half-smooth tongue sole (Cynoglossus semilaevis)
著者 (11件):
資料名:
巻: 177-178  ページ: 56-64  発行年: 2014年11月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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The growth arrest and DNA-damage-inducible protein 45 gamma(Gadd45g)は,胚発生及び性決定において主要な役割を演じることが知られている。本研究において,二種類のGadd45g遺伝子をカラアカシタビラメ(Cynoglossus semilaevis)から単離した。染色体蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)を用いて,Gadd45g1及びGadd45g2を各々W及びZ染色体に位置づけた。Gadd45g1(1270bp)及びGadd45g2(1181bp)の全長cDNA配列が,159アミノ酸残基の蛋白質をコードする480bpのコード配列を含むと予測した。系統樹により,予測したGadd45g1及びGadd45g2アミノ酸配列が一つの分枝において密接にクラスターを形成することを示した。Gadd45g1及びGadd45g2が性染色体の分岐由来のパラロガス遺伝子であることを提案した。Ka/Ks比率から,Gadd45gホモログが高度に保存されているにもかかわらず,Gadd45g1及びGadd45g2が多数の突然変異を受け,わずかに約68000年の分岐時間を持つことを示した。qRT-PCRにより,Gadd45g1及びGadd45g2が卵巣において高度に発現し,雄性及びneo-maleの精巣においてはごくわずか発現することを示した。卵巣発生時(80~150日)に,両遺伝子の発現レベルは高レベルに達した。Gadd45g1はまた,丁度C.semilaevisにおける生殖腺分化前のステージである50日で高度に発現した。これらすべての発見は,2種類のGadd45gホモログの機能的分岐を暗示した。Gadd45g1は生殖腺発生の初期ステージにおける性分化にとって必要であり,さらにまた,Gadd45g1及びGadd45g2はカラアカシタビラメの卵巣発生及び雌性特性を維持した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  発生と分化 
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