チェーンソーを用いた木材切断作業の人間工学的評価

RAGHAV Gaurav; FAROOQ Mohd; ALI KHAN Abid; MUZAMMIL Mohammad

文献

J-GLOBAL ID：201402234425216263 整理番号：14A1129087

チェーンソーを用いた木材切断作業の人間工学的評価

Ergonomic Evaluation of the Wood Cutting Task Using Chain Saw

出版者サイト複写サービスで全文入手
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=14A1129087&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=D0982A") }}

著者 (4件)： , , ,
資料名：
巻： 55 号： 4 ページ： 498-516 発行年： 2013年10月
JST資料番号： D0982A ISSN： 0367-827X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：インド (IND) 言語：英語 (EN)

チェーンソーによる木材切断作業は手腕振動障害をもたらす。人間工学的分析によりその原因を検討した。16名の男性にチェーンソーによる木材ブロックの切断作業を行わせた。10名については聞き取りにより不快レベルを調査した。4名には表面筋電位センサーと電気関節角度計を装着し作業時の7つの前腕筋の筋放電量と手腕系の隅角偏位(手首の偏位,前腕の回転,指屈曲)を測定した。2名には三軸センサーを装着し作業時の手腕系への振動の伝達を測定した。その結果チェーンソー作業時に最も影響を被るのはECRB(短橈側手根伸筋)であることが分かった。また後ハンドルの設計が悪くそこから手腕系に振動が伝達していることが分かった。したがって振動を軽減するような後ハンドルの設計が望ましいと示唆した。さらに橈骨/尺骨の偏位が最大となることからこの点についてのさらなる研究が必要であると示唆した。

, , , , , , , ,

人間機械系 , 産業衛生,産業災害

, , , ,

前のページに戻る