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J-GLOBAL ID:201402234517975438   整理番号:14A0235563

ケイ酸バイオセラミックは内皮細胞と骨髄間質細胞との相互作用の刺激を介して血管形成と骨形成を増強する

Silicate bioceramics enhanced vascularization and osteogenesis through stimulating interactions between endothelia cells and bone marrow stromal cells
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巻: 35  号: 12  ページ: 3803-3818  発行年: 2014年04月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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医用素材が1タイプの細胞の挙動に影響するという事実は広く受け入れられている。しかし,細胞-細胞相互作用に対する医用素材の効果はまれにしか報告されていない。骨組織工学には骨芽細胞(OC)と内皮細胞(EC)とOCとEC間の相互作用が含まれる。ケイ酸医用素材はOCの骨形成分化とECの血管形成を刺激可能であることが報告されている。しかし,in vivoでの骨組織再生に必須である,血管形成と骨形成時のECとOC間の相互作用に対するケイ酸医用素材の効果は報告されていない。そのため,本研究は臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)とヒト骨髄間質細胞(HMBSC)間の相互作用と,ケイ酸カルシウム(CS)含有足場と組み合わせた共培養を介して,in vivoでの血管形成と骨形成の刺激に対するCSバイオセラミックの効果を検討すること目的とした。特に,共培養系における血管形成成長因子であるVEGFと骨形成成長因子であるBMP-2,およびVEGFとBMP-2間のクロストークに対するCSの効果を解明した。結果は,CSがVEGFを発現するように共培養HBMSC(co-HBMSC)を刺激し,VEGFは,CSによってもアップレギュレートされる共培養HUVEC(co-HUVEC)のその受容体であるKDRを活性化することを示した。そして,co-HUVECからのBMP-2と一酸化窒素発現はCSにより刺激され,前者はco-HBMSCの骨形成分化を刺激し,後者はco-HUVECの血管形成を刺激した。最後に,共培養HBMSCとHUVECを持つポリ(乳酸-co-グリコール酸)/CS複合材料足場はin vitroとin vivoで血管形成と骨形成分化を有意に増強し,それが,ケイ酸バイオセラミックとECおよびOCの共培養を含む複合足場による骨再生の増強の有望な手法であることを示す。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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医用素材 

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