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J-GLOBAL ID:201402234691021311   整理番号:14A0312323

タンパク質捕獲剤のための化学エピトープターゲッティング戦略:キナーゼAkt2のセリン474エピトープ

A Chemical Epitope-Targeting Strategy for Protein Capture Agents: The Serine 474 Epitope of the Kinase Akt2
著者 (6件):
資料名:
巻: 52  号: 52  ページ: 13975-13979  発行年: 2013年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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タンパク質の特異的領域をターゲットとする目的で,完全なタンパク質上にある標的エピトープの典型的ペプチド断片に対する,モノクローナル抗体(mAb)は良く開発されている。本報告では,リン酸化部位の近くのターゲッティングエピトープ類に対する化学戦略について報告した。具体的には,Ser474残基を含むAkt2(すなわちプロテインキナーゼB(PKB))のC末端エピトープに対する合成捕獲剤を開発した。著者らのアプローチでは,タンパク質触媒捕獲(PCC)剤を調製するために,まず,エピトープの合成から開始した。初めに,リン酸化されたセリン474残基(pS474)を含む,32のアミノ酸よりなるAkt2C末端のポリペプチド断片(アミノ酸450~481)を用意した。次に,リン酸基にジピコリルアミン(DPA)型リガンドを含む二核亜鉛(II)複合体の選択的な結合を利用することで,化学的にpS474残基を修飾し,ビオチンラベルとアジド基がpS474部位近くに提示されるようにした。この実験から,ビオチンラベルとアジド基を有する亜鉛キレート(化合物1)を合成した。本戦略において,アジド基は,クリック反応のためのアンカー部位であり,ビオチンは,アッセイハンドルを提供し,32merポリペプチドは,触媒として機能した。本戦略を用いて,PCC薬剤モノリガンド,PCC薬剤ビリガンド,および,2種類のPCC薬剤トリリガンドを開発した。最も強い結合トリリガンドであるN-tLは,Akt2に対して約20nMの濃度で親和性を示した。
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分類 (5件):
分類
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バイオアッセイ  ,  生化学的分析法  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  付加反応,脱離反応  ,  抗原・抗体・補体一般 

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