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J-GLOBAL ID:201402234940409384   整理番号:14A0368440

内側中隔不活性化によるθ波の減弱がどのように,コリン作動性伝達の低下による嗅内格子細胞の混乱と共変動するかもしれないか

How reduction of theta rhythm by medial septum inactivation may covary with disruption of entorhinal grid cell responses due to reduced cholinergic transmission
著者 (2件):
資料名:
巻: 2013  号: Oct  ページ: WEB ONLY  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: U7037A  ISSN: 1662-5110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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脳のニューロンの協調した発火におけるオシレーションは知覚,認知,注意,学習,進路決定そして感覚-運動制御において重要な役割を果たすことが提唱されている。ネットワークのθ波は,嗅内格子細胞および海馬場所細胞の発火と同様,空間的な進路決定特性と関連づけられている。2つの最近の研究は内側中隔(MS)の不活性化によりθ派を減じ,格子細胞の特徴的な六角形の空間的発火パターンに関し相関した減少を立証した。内側嗅内皮質(MEC)のスライス標本における内在性膜電位オシレーション(MPO)の特性と共に,これらの結果は格子細胞発火の振動干渉モデルを支持すると説明されている。本稿は格子細胞の別の自己組織化マップ(SOM)モデルが,振動干渉を引き合いに出すことなく内在性およびネットワークオシレーションに関するこれらのデータを説明しうることを示す。特に,格子細胞に関するMS不活性化の有害な効果は,コリン作動性入力における同時の減少がどのように漏洩カリウム(K+)や遅いおよび中程度後過分極(sAHPおよびmAHP)チャネルのコンダクタンスを増すかも知れないことに基づき理解され得る。この代替モデルは,MPO周波数と共鳴周波数における背腹勾配を平らにするマウスHCN1遺伝子ノックアウトがどうして空間規模の格子細胞背腹勾配の発生に影響しないか,そしてコウモリにおける六角形の格子発火野がどうしてθ帯域変調無しでも起こりうるのかといった,振動干渉モデルにとっては問題であるデータも説明できる。これらの結果は格子細胞自己組織化モデルが如何に脳の学習と発振動態の間の関連に関し新しい洞察を提供しうるかを立証する。(翻訳著者抄録)
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