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J-GLOBAL ID：201402235010726009   整理番号：14A0680890

高齢者向け住宅の設計過程における実寸大家具模型を用いた生活シミュレーションワークショップの実践

著者 (3件)： 山口健太郎 (近畿大 建築) ,  出島利一 (五洋建設) ,  塩山智花 (住友不動産リフォーム)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 20  号： 45  ページ： 671-676  発行年： 2014年06月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： サービス付き高齢者住宅(以下「サ高住」)では自立高齢者から要介護高齢者までの幅広い需要への対応が求められ,食寝分離などの基本性能に加えて家具持ち込みや従前の生活の継続,集住によるコミュニティの形成などが求められる。そこで本稿では基本設計時における実大家具模型を用いた生活シミュレーションの結果を以下の通り報告した。1)実大模型を適用して一室を多用途に用いる場合の家具配置のシミュレーションができる。2)実大での再現により間仕切の効果などの空間構成が確認できる。3)厨房,水回り等の複雑な行動や介助を要する空間における作業の検討ができる。4)生活行為の詳細なシミュレーションにより設計段階での見落とし等に対応できる。

シソーラス用語： *集合住宅 ,  シミュレーション ,  *家具 ,  建築設計 ,  *老人 ,  *実物大試験 ,  会議 ,  利用者 ,  サービス ,  介護福祉士 ,  縮尺模型 ,  平面計画 ,  家庭電器 ,  厨房 ,  居間 ,  寝室 ,  浴室 ,  収納部分 ,  行動科学 ,  レイアウト ,  *高齢者用住宅 ,  モデル
準シソーラス用語： *高齢者向け住宅 ,  実大模型 ,  ワークショップ【集会】 ,  利用者の視点 ,  介護職員

分類 (2件)： 住宅建築,農村建築,城  (RB05040V) ,  建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

引用文献 (7件)：

• 1) 橘弘志.外山義,高橋鷹志,古賀紀江:個室型特別養護老人ホームにおける個室内の個人的領域形成に関する研究,日本建築学会計画系論文集,No.500,pp.133-pp.138,1997.10
• 2) 高齢者向け住宅研究所:サービス付き高齢者向け住宅の登録動向 2013年6月30日時点
• 3) 山口健太郎,出島利一,塩山智花,高齢者向け住宅の建築計画過程における職員参加型ワークショップの実践,日本建築学会技術報告集, 第20巻, 第45号,pp.671-675,2014.6
• 4) 山田雅之,山口健太郎,髙田光雄,高齢者の住み替えを想定した際のモノ・家具の持参量 高齢者向け住宅の住戸に関する研究 その1,日本建築学会学術講演梗概集,建築計画,pp.1297-1298,2013.8
• 5) 東京商工会議所編,福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 改定版,2007.2

タイトルに関連する用語 (8件)： 高齢者向け住宅 ,  設計 ,  過程 ,  家具 ,  模型 ,  生活 ,  シミュレーション ,  ワークショップ