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J-GLOBAL ID：201402235012812123   整理番号：14A1457245

ビスフラン末端ポリ(L-ラクチド)とトリス-マレイミドからDiels-Alderネットワークポリマーの合成

Synthesis of Diels-Alder network polymers from bisfuranic terminated poly(l-lactide) and tris-maleimide

著者 (3件)： ISHIDA Kazuki (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo, 4-6-1 Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-8505, JPN) ,  FURUHASHI Yukiko (Materials Engineering Center, Engineering R&D Div., The Tokyo Electric Power Co., Inc., Yokohama, Kanagawa 230-8510, JPN) ,  YOSHIE Naoko (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo, 4-6-1 Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-8505, JPN)
資料名： Polymer Degradation and Stability  (Polymer Degradation and Stability)
巻： 110  ページ： 149-155  発行年： 2014年12月 
JST資料番号： E0404B  ISSN： 0141-3910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(L-ラクチド)(PLLA)系ネットワークポリマーの合成,リサイクル性と物性について述べ,ビスフラン末端PLLAプレポリマー(PLLA_nF₂-x,重合度,nは35~59,フラン近傍の置換基,xはアミドかエステル)及びトリス-マレイミド架橋剤(M₃)との間のDiels-Alder(DA)反応法により調製した。フラン環近傍のプレポリマーと置換基の分子量は,PLLA_nF₂-xとM₃の間でDAとレトロDA反応の平衡制御に,強く効果的である。フラン環近傍のプレポリマーと置換基のより低い分子量は,PLLA_nF₂-xとM₃の間の反応性を著しく高め,より完璧なネットワーク構造を形成し,結晶化度を完全に抑え,かつPLLA系DAネットワークポリマーの機械的特性が非常により良くなる。多数の熱可逆性共有結合を含むPLLA系のDAネットワークポリマーは,容易にリサイクル可能なバイオベースのポリマー材料としての有望な材料です。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *末端基 ,  *酸素複素環化合物 ,  *PLLA ,  アミド ,  エステル ,  リサイクル ,  Diels-Alder反応 ,  *架橋【高分子】 ,  生分解性高分子 ,  *ネットワーク構造 ,  *オレフィン化合物 ,  *酸イミド ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和カルボン酸 ,  開環反応 ,  *フラン類 ,  *マレイミド類 ,  逆Diels-Alder反応 ,  利用 ,  再利用

分類 (1件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L)

物質索引 (1件)： N,N′,N′′-(ニトリロトリスエチレン)トリス(マレインイミド)

タイトルに関連する用語 (5件)： ビス ,  フラン ,  L-ラクチド ,  マレイミド ,  ポリマー