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J-GLOBAL ID:201402235057478860   整理番号:13A1518309

アーティチョークに茎腐れと根腐れを誘発する病原性微生物の分離と同定

Isolation and identification of bacterial pathogen causing stem and root rot on artichoke
著者 (5件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 236-241  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2145A  ISSN: 0412-0914  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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アーティチョーク(Cynara scolymus L.)の新しい病害が中国湖南省Changdeの商業用畑で観察された。典型的な症状は,最も外側の葉からの壊死や萎れと,維管束組織や主茎の髄の暗褐色への変色であった。最終的にはアーティチョークは萎れて枯死した。手取り除草と剪定では,繁殖期間中に典型的な軟腐病を発症することがしばしばあった。この病因を調査するために,露地のアーティチョークの腐った茎からの分離株を,栄養寒天培地(NA)で培養した。病変組織から分離した細菌を顕微鏡下で観察したところ,NA上の細菌は灰色-白色で光沢のある凸状で半透明の円形のコロニーを形成していた。細菌細胞はグラム陰性桿菌で,2から8の周鞭毛があり,端は丸みを帯びていた。人工接種試験では,これらの分離株はハクサイ,コショウ,レタスとアーティチョークで茎腐れを引き起こし,28°Cの48時間でニンジン,トマトとジャガイモの切片でも腐敗を引き起こした。試験成績から,これらの分離株は軟腐病の病原体であることが実証された。一般的な16s rDNAプライマー対16SF/16SRとpel 遺伝子プライマーY1/Y2を使ってPCR増幅を行った。分離株HNXDT002の16s rDNAとpel遺伝子の配列(GenBankアクセッションJF721958とJF721960,それぞれ)は,Pectobacterium carotovorum subsp. carotovorum(GenBankアクセッションU80197とCP001657,それぞれ)の菌株とヌクレオチドが99%と93%一致した。アーティチョークの軟腐病の病原体はPectobacterium carotovorum subsp. carotovorumに属しているという結論に達した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細菌による植物病害  ,  微生物感染の生理と病原性 

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