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J-GLOBAL ID：201402235078902263   整理番号：14A0226586

包絡分析法における入出力項目の構造分析手法の提案

Data Envelopment Analysis for Evaluating Structure of Input and Output Items

著者 (4件)： 井上和重 (大阪府立大学大学院 工学研究科) ,  青木真吾 (広島工業大学 情報学部) ,  福岡憲治 (大阪府立大学大学院 工学研究科) ,  辻洋 (大阪府立大学大学院 工学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 134  号： 1  ページ： 138-147 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 企業において現状評価を行う際のデータマイニング手法として包絡分析法(DEA)や階層的アプローチが用いられている。本論文では,階層的アプローチをもとに,評価対象(DMU)の効率性に対する入出力項目の構造を分析する手法を提案した。これによって,任意の入出力項目の組合せがどの程度効率的であるか,それがどのような関係にあるかが分析できる。これにより,従来のDEAや構造的アプローチでは分析できなかった,2番目以降に効率的となる組合せや,組み合わされることで効率性を改善する項目の発見が容易になった。提案手法の有用性を検証するため,International Livingによる住みやすい国ランキングのデータを用いて数値実験を行った。

シソーラス用語： *経営分析 ,  解析 ,  分析 ,  *データマイニング ,  データ解析 ,  性能分析 ,  クラスタ化 ,  効率 ,  評価 ,  感度解析 ,  *実態調査
準シソーラス用語： 階層的クラスタリング ,  *現状分析 ,  多面的評価 ,  包絡分析法

分類 (2件)： 経営工学一般  (KA01010C) ,  事務・経営情報処理  (JE15020F)

引用文献 (20件)：

• (1) 相場宏二:「MBA経営戦略」, ダイヤモンド社 (2009)
• (2) 佃 純誠・竹安数博・熊谷 敏:「マネジメント・システム」, 中央経済社 (2006)
• (3) A. Charnes, W. W. Cooper, and E. Rhodes : “Measuring the efficiency of decision making units”, European Journal of Operational Research, Vol. 2, pp. 429-444 (1978)
• (4) T. Sueyoshi : “A consideration on efficiency analysis by DEA”, Operations Research, Vol. 35, pp. 167-173 (1990) (in Japanese)
• 末吉俊幸:「DEAによる効率性分析に関する一考察」, オペレーションズリサーチ, Vol. 35, pp. 167-173 (1990)

タイトルに関連する用語 (5件)： 包絡分析法 ,  入出力 ,  構造分析 ,  手法 ,  提案