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J-GLOBAL ID：201402235167449297   整理番号：14A0758400

鉄触媒クロスカップリング反応におけるアリール鉄中間体の構造および反応性

著者 (13件)： 仲嶋翔 (京大 化研) ,  橋本徹 (九大 先導物質化研) ,  中川尚久 (京大 化研) ,  今吉隆治 (京大 化研) ,  GOWERN J. (京大 化研) ,  ADAK Laksmikanta (京大 化研) ,  本間徹生 (JASRI) ,  砂田祐輔 (九大 先導物質化研) ,  永島英夫 (九大 先導物質化研) ,  磯崎勝弘 (京大 化研) ,  畠山琢次 (京大 化研) ,  高谷光 (京大 化研) ,  中村正治 (京大 化研)
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 94th  号： 4  ページ： 1232  発行年： 2014年03月12日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,経済性や環境調和性に優れた鉄を触媒とするクロスカップリング反応が注目を集めている。これまでに,我々は嵩高いビスホスフィン配位子を有する鉄錯体がハロゲン化アルキルとアリール求核剤との鉄触媒クロスカップリング反応における良好な触媒となりうることを見出している。しかしながら,反応機構の詳細は未だ明らかとなっていない。今回,本反応の想定中間体であるアリール鉄ビスホスフィン錯体の合成,単離,構造決定に成功した。さらに,ハロゲン化アルキルとの量論反応の結果,アリール基がメシチル基である場合,ジメシチル体がモノメシチル体に比べ反応性が高いことが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *交差カップリング反応 ,  *鉄触媒 ,  触媒反応 ,  *鉄錯体 ,  *配位子 ,  有機リン化合物 ,  *反応中間体 ,  Grignard試薬 ,  XAFS ,  脂肪族ハロゲン化合物 ,  芳香族化合物 ,  相関 ,  分子構造 ,  X線構造解析 ,  *ホスフィン配位子 ,  構造特性相関

分類 (3件)： 有機りん化合物  (CF08040N) ,  有機第1族・有機第2族元素化合物  (CF09020Y) ,  鉄の錯体  (CE01091H)

物質索引 (2件)： メシチルマグネシウムブロミド ,  1,2-ビス[ビス(3,5-ジ-tert-ブチルフェニル)ホスフィノ]ベンゼン

タイトルに関連する用語 (5件)： 鉄触媒 ,  クロスカップリング反応 ,  鉄 ,  中間体 ,  反応性