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J-GLOBAL ID:201402235183589392   整理番号:14A1199977

中学校技術科におけるものづくり学習後の学習意欲と工具使用の自己スキル意識の変化

Changes in Learning Motivation & Self-Awareness in Using Tools After Attending Object-Making Classes at a Junior High School Technology Class
著者 (3件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 187-195  発行年: 2014年09月30日 
JST資料番号: L4304A  ISSN: 0286-5580  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,はじめて本格的なものづくりを学習する中学1年生の,技術科ものづくり学習における生徒の学習意欲や工具使用の自己スキル意識について,ものづくり学習の前後で調査を行い,関係性などについて分析と考察を行った。その結果,ものづくり学習後の学習意欲では「製作願望」因子と「認知的葛藤」因子において,女子に比べて男子の意欲が高く有意差が認められた。そして,ものづくり学習後の因子間の偏相関において,「認知的葛藤」因子と「製作願望」因子および「支援要求」因子,「挑戦的志向」因子の間に有意な相関が認められた。また,男女とも工具使用の自己スキル意識は,学習後に高まり,特に女子の「のこぎりで切ることができる」「げんのうで打つことができる」が,男子の意識に近づいた。並行して,「こわい」「苦手」の意識は,学習後に低下した。このことは,ものづくり学習で,のこぎり等工具の使用について実践的・体験的に学習したことが,生徒の「できる」という意識を高め,「こわい」「苦手」という意識を軽減することができる要因として示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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その他の切削  ,  科学技術教育 
引用文献 (18件):
  • 文部科学省:中学校学習指導要領(平成20年9月)解説-技術・家庭編-,p.14(2008)
  • 中井昌子・石岡富貴子・織部ミチ子・高部和子:家庭科の学習行動における行動規定要因測定の試み-小学生の包丁使用場面について-,日本家庭科教育学会誌,第38巻,第2号,pp.9-16(1994)
  • 原田信一・藤川聡・安東茂樹:技術分野ものづくり学習における学習意欲の状況と授業への恐怖心との関係,日本産業技術教育学会第55回全国大会(旭川)講演要旨集,p.11(2012)
  • 下山剛:学習意欲の見方・導き方,教育出版,pp.1-23(1985)
  • 辰野千寿:学習意欲の高め方・改定版,図書文化,pp.22-23(1991)
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