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J-GLOBAL ID：201402235319901581   整理番号：14A0248475

オリーブ工場廃水(OMW)のオゾン前処理とそのOMW生化学メタン・ポテンシャル(BMP)への影響

Ozone pretreatment of olive mill wastewaters (OMW) and its effect on OMW biochemical methane potential (BMP)

著者 (4件)： TSINTAVI E. (Univ. Patras, Patras, GRC) ,  PONTILLO N. (Univ. Patras, Patras, GRC) ,  DAREIOTI M.A. (Univ. Patras, Patras, GRC) ,  KORNAROS M. (Univ. Patras, Patras, GRC)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 68  号： 12  ページ： 2712-2717  発行年： 2013年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オリーブ工場廃水(OMW)は,嫌気性消化によるメタン生成の炭素源となる糖類,脂質やタンパク質等を多く含むと共に,メタン生成菌を阻害するフェノール類も高濃度で含んでいる。このOMWの処理法として,嫌気性消化の前処理にオゾン処理を用いる条件を検討した。オゾン濃度と反応温度を変えて,OMW原水,遠心分離OMWと濾過OMWを処理する実験室試験を行った。フェノール分解率は57~76%で,濾過OMWの25°C,オゾン濃度18gO₃/Nm³が76%と最も高かった。オゾン前処理した各種OMWの生化学メタン・ポテンシャル(BMP)を中温条件で,オゾン未処理OMWと共に測定した。この結果,COD除去とメタン生成が最も高かったのはオゾン未処理であった。オゾン処理生成物の阻害影響がOMW原水成分の影響より高いためで,オゾン前処理が不適切であることを示した。

シソーラス用語： *廃水処理 ,  食品工場 ,  工場廃水 ,  オリーブ油 ,  生物学的水処理 ,  *オゾン処理 ,  前処理 ,  *能力 ,  メタンガス ,  メタン生成細菌 ,  フェノール類 ,  嫌気性処理 ,  COD【水質】 ,  除去 ,  メタン化 ,  代謝阻害 ,  濃度依存性 ,  温度依存性 ,  アルカン ,  COD除去
準シソーラス用語： オリーブ工場廃水 ,  *生化学メタン・ポテンシャル

分類 (3件)： 廃水処理  (FJ02022Y) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (5件)： オリーブ工場廃水 ,  オゾン ,  前処理 ,  生化学メタン・ポテンシャル ,  BMP