Rhoのチロシングリコシル化とG<sub>q</sub>及びG<sub>i</sub>蛋白質の脱アミドを触媒する細菌毒素

JANK Thomas; BOGDANOVIC Xenia; WIRTH Christophe; HAAF Erik; SPOERNER Michael; BOEHMER Kira E; STEINEMANN Marcus; ORTH Joachim H C; KALBITZER Hans Robert; WARSCHEID Bettina; HUNTE Carola; AKTORIES Klaus

文献

J-GLOBAL ID：201402235369594620 整理番号：13A1958266

Rhoのチロシングリコシル化とG_q及びG_i蛋白質の脱アミドを触媒する細菌毒素

A bacterial toxin catalyzing tyrosine glycosylation of Rho and deamidation of G_q and G_i proteins

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資料名：
巻： 20 号： 11 ページ： 1273-1280 発行年： 2013年11月
JST資料番号： W0637A ISSN： 1545-9993 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

昆虫病原体で近年ヒト新興病原体としても認識されたPhotorhabdus asymbioticaの新規毒素蛋白質を特性化した。本毒素はRho蛋白質チロシングリコシル化をUDP-N-アセチルグルコサミン(UDP-GlcNAc)をドナーとしてRhoのY32(またはY34)をモノ-O-グリコシル化し,Rhoシグナル伝達を阻害した。また本毒素のSseI様ドメインは脱アミドによりヘテロ三量体Gα蛋白質を活性化し,Gα_qとGα11(Gα_q/11)を通して低分子Rho GTPアーゼを活性化した。Rhoチロシングリコシル化は種々のレギュレーター/エフェクター蛋白質との相互作用を抑制し,結果的にアクチン分解,食作用遮断と昆虫宿主/哺乳類細胞死を引き起こした。UDP-GlcNAcと毒素酵素ドメイン複合体の結晶構造から,本酵素がGT-Aファミリーに属し,既知のグリコシルトランスフェラーゼ毒素の中で最小の構造を有することを示した。

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酵素一般 , 微生物起原の毒性

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Rhoのチロシングリコシル化とGq及びGi蛋白質の脱アミドを触媒する細菌毒素

Rhoのチロシングリコシル化とG_q及びG_i蛋白質の脱アミドを触媒する細菌毒素