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J-GLOBAL ID:201402235407416944   整理番号:12A1780335

BSMV-VIGS法を用いて,オオムギ黄化萎縮ウイルスに対するコムギ防御反応におけるTNBL1遺伝子の機能分析

Functional Analysis of TNBL1 Gene in Wheat Defense Response to Barley ye- llow dwarf virus Using BSMV-VIGS Technique
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巻: 37  号: 11  ページ: 2106-2110  発行年: 2011年 
JST資料番号: C2128A  ISSN: 0496-3490  CODEN: TSHPA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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オオムギ黄化萎縮ウイルス(BYDV)(少なくとも25種のアブラムシによって伝播される)は,世界中でコムギにとって,最も深刻なウイルス病害の1つである。cDNA-AFLP分析によって,BYDV感受性コムギZhong8601においてではなく,BYDV抵抗性コムギThinopyrun intermediumの転座系統YW642において発現した,292bpのcDNA断片を著者らは同定した。この遺伝子,すなわちTNBL1の完全長cDNAの塩基配列は,推定上のNBS-LRR蛋白質をエンコードしており,RACE法とRT-PCR法によってこのTNBL1遺伝子をクローニングした。ムギ斑葉モザイクウイルス(BSMV)をベースとした,ウイルス誘導ジーンサイレンシング法を用いて,BYDV感染に対するコムギ防御に,TNBL1が果たす役割の分析に,本研究は焦点を当てた。PCR法と2制限酵素塩基配列法により,TNBL1の特異的断片を加えた後,消化したBSMW-γ,組換えたBSMW-γにより消化と合成酵素処理を行った: TNBL1as作製物を得た。BSMV-VIGSベクターの3つの成分である,BSMV-TNBL1as,BSMV-α,BSMV-βをin vitroで転写し,等量で混合し,第2葉期で抵抗性系統YW642苗の第1葉と第2葉に接種した。その結果,BSMV:TNBL1によって処理したYW642では,TNBL1の発現が明らかに抑制された(発現抑制):これらの苗に,さらにBYDVアブラムシを接種した。TNBL1発現抑制したYW642の方が,BSMW:TNBL1処理をしなかった対照のYW642植物よりも,BYDVの含有量はかなり高かった。さらに,TNBL1発現抑制したYW642植物は,BYDV感染に対して感受性があり,ウイルス性症状を呈した。これらの結果から,TNBL1遺伝子は,BYDV感染に対するコムギの防御反応に明らかに関与する,重要な遺伝子であることが示された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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植物生理学一般 
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