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J-GLOBAL ID：201402235699646546   整理番号：14A0362289

容易に作られる植物ゲノム編集: CRISPR/Casシステムを用いるモデルと農作物の標的変異誘発

Plant genome editing made easy: targeted mutagenesis in model and crop plants using the CRISPR/Cas system

著者 (4件)： BELHAJ Khaoula (Sainsbury Lab., Norwich, GBR) ,  CHAPARRO-GARCIA Angela (Sainsbury Lab., Norwich, GBR) ,  KAMOUN Sophien (Sainsbury Lab., Norwich, GBR) ,  NEKRASOV Vladimir (Sainsbury Lab., Norwich, GBR)
資料名： Plant Methods (Web)  (Plant Methods (Web))
巻： 9  号： Oct  ページ： 9:39 (WEB ONLY)  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： U7033A  ISSN： 1746-4811  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゲノム編集としても知られる標的ゲノム工学は,農作物植物を改善する古典的作物育種と遺伝子組換え(GMO)法に代わるものとして現れた。最近まで,利用可能な部位特異的二重鎖DNA鎖切断を導入するツールは,亜鉛フィンガヌクレアーゼ(ZFNs)とTALエフェクタヌクレアーゼ(TALENs)に制限されていた。しかしながらこれらの技術は,標的遺伝子ごとの特異DNA結合蛋白質の複雑な設計と,面倒な集合により植物研究社会で広く採用されなかった。最近,より容易な方法は細菌性II型CRISPR(クラスタ化したきちんと間をあけられた短い回帰性の反復)/Cas(CRISPR関連)免疫システムから出現した。CRISPR/Casシステムは,カスタマイズ可能な小さな非翻訳RNAによって導かれるゲノムDNAの標的割裂を可能にする。そして,非相同末端結合(NHEJ)と相同性定方向回復(HDR)機構両方による遺伝子修正になる。このレビューにおいて著者らは,植物におけるCRISPR/Cas技術の最近の利用をまとめて,考察した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ゲノム ,  *パリンドローム ,  システム ,  モデリング ,  農作物 ,  変異誘発 ,  ターゲット ,  バイオテクノロジー ,  *遺伝子発現 ,  *免疫 ,  *ヌクレオチド配列
準シソーラス用語： *CRISPR-Casシステム ,  ゲノム工学 ,  ゲノム編集 ,  植物ゲノム

分類 (3件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  遺伝的変異  (EC01030Y) ,  植物学研究法  (EH01020C)

タイトルに関連する用語 (8件)： 植物 ,  ゲノム編集 ,  CRISPR ,  CAS ,  モデル ,  農作物 ,  標的 ,  変異誘発