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J-GLOBAL ID:201402235753081223   整理番号:14A0661791

冬コムギ品種Arinaでの成長植物黒さび病耐性遺伝子Sr56の分子マッピング

Molecular mapping of an adult plant stem rust resistance gene Sr56 in winter wheat cultivar Arina
著者 (7件):
資料名:
巻: 127  号:ページ: 1441-1448  発行年: 2014年06月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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要旨:この報文が取り扱う範囲はSr56としてのQSr.sun-5BLの詳細なキャラクタリゼーションと命名である。成長植物の黒さび病耐性遺伝子Sr56と関連する分子マーカー類を特定し,マーカー利用選抜のための検証を行った。概要:成長植物耐性(APR)の新たなソースの特定と主要および二次的遺伝子の効果的な組合せはコムギでの永続性があるさび病耐性ための育種では良く評価される。黒さび病発病度の12~15%の低下に寄与する冬コムギ品種ArinaのQTLであるQSr.sun-5BLは,Arina/Forno組換近交系(RIL)個体群で報告された。Arina/Yitpi RIL個体群でAPRに対する単一遺伝子分離が実証されて以降,耐性遺伝子座は正式にSr56と命名された。染色体1上にあるBrachypodium distachyon遺伝子との連乗に基づいて順序付けされたコムギ染色体調査配列による(ESTとDArTクローンに由来する)STS,SNP(9K)およびSSRマーカー類を利用したSr56領域の飽和マッピングの結果は,それぞれ基部と末端部上の2.6と1.2CMにあるsun209(SSR)とsun320(STS)がSr56に隣接していることであった。コムギとB.distachyonのSr56領域間の遺伝子順序保存の検討により,sun209~sun215間のSSRマーカー間隔により規定される連乗領域はB.distachyon中の約192kbに対応しており,そこには予測遺伝子5個を含んでいる。コムギとBrachypodiumの間の2個の遺伝子逆転を除くSr56領域での遺伝子順序の保存は,Sr56の今後の地図ベースでのクローニングの出発点を与える。Sr56とSr57の両方を持っているArina/Forno RILsはこれら遺伝子の一方だけを持つRILsと比較して低い重症度を示した。Sr56に関連するマーカー類は,緊密に関連するマーカー類を利用できる他の主要およびAPR遺伝子類とこの遺伝子とのマーカー利用ピラミッド化に対して有用なはずである。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
麦  ,  菌類による植物病害  ,  異種生物間相互作用  ,  遺伝子の構造と化学 

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