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J-GLOBAL ID:201402235758511340   整理番号:14A1205943

ハリケーンに関する三次元データ同化におけるO2バンド差分吸収レーダシステムからの表面圧力測定の応用 II 準観測研究

Application of surface pressure measurements of O2-band differential absorption radar system in three-dimensional data assimilation on hurricane: Part II - A quasi-observational study
著者 (4件):
資料名:
巻: 150  ページ: 166-174  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: H0072A  ISSN: 0022-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文は,ハリケーンシミュレーションに及ぼす海面気圧(SLP)の様々な分布の同化の影響について,天気および研究予報(WRF)三次元変分データ同化システム(3DVAR)を用いた評価に関する第II部である。この一連の研究の重要な目的は,リモートセンシングした海面気圧のデータの利用の可能性を,ハリケーン予報を含む天気情報に対して現在開発中のO2バンド差分吸収レーダシステムから探査することである。この第II部では,著者らは,さらに,第I部での観測システムシミュレーション実験(OSSE)の結論を,フロリダ半島を通過する3個のハリケーンについて観測したSLPを用いて検証した。3SLPパターンについて,フロリダ半島近傍で入手可能な全データ,ならびに,ハリケーン位置の中心を通る観測帯,またはハリケーンの接線での観測を含めて再度試験した。同化の前に,第I部で論じたように,観測したSLPの利用に対して,ボルテックスSLP再構築法を用いた。OSEEの結果と一致して,SLP同化の性能は,比較的強い初期最小SLPを有する2個のハリケーンについて増大し,データ同化を行なわない場合の制御と比べて,軌跡と位置における有意な改善を得た。しかし,一方で,ハリケーン強度の改善は,一般に,積算の最初の24~48時間に限定された,一方,高分解能の入れ子分域シミュレーション,ならびに,粗視化領域でのSLPの同化は,強度においてさらに顕著な改善を示した。ポテンシャル渦位の診断解析は,改善された軌跡予報が,ステアリング風場の調節と,より深いボルテックスを有することとの組合せ効果に起因することを示唆した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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大規模擾乱,台風,大気重力波 

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