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J-GLOBAL ID:201402235798219218   整理番号:14A1483547

Ni-Tiイオン置換によるMn-Znフェライトの電気的および磁気的特性の増強

Enhancement of electric and magnetic properties of Mn-Zn ferrite by Ni-Ti ions substitution
著者 (3件):
資料名:
巻: 622  ページ: 269-275  発行年: 2015年02月15日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Mn-Znフェライト中のFe3+イオンをNi2+とTi4+イオンで置換することによる,構造,磁気的および電気的特性に及ぼす効果を調べた。一般的な化学式,Mn0.9Zn0.1NiyTiyFe2-2yO4;(0.0≦y≦0.25;ステップ0.05)を標準的なセラミック法により作製した。XRD測定により単相の立方晶スピネル構造が形成されていることが確認された。結晶子の寸法(t)はScherrerの式により(74~137nm)の範囲にあると推定された。格子定数(aexp)はNi2+とTi4+イオン置換を増加させることにより減少した。格子定数の減少はFe3+イオンに比べて,置換したNi2+とTi4+イオンの半径が小さいことによる。モル磁化率χMを温度の関数として300Kから650Kの間で,Faraday法により測定し,計算した磁気定数を報告した。データによると室温χMはNi-Ti量の増加により減少した。直流電気抵抗とSeebeck電圧係数を2端子法により温度の関数として測定した。Mn-Znフェライト中のFe3+イオンをNi2+とTi4+イオンで置換すると,電気抵抗が増大して誘電損失が減少することにより物理的特性が改善される。Ni-Ti含有量でy=0.05とした試料は,室温で高い直流磁化率(9.17emu/g mole),高いキュリー温度(558K)と比較的高い電気抵抗(8.2×103Ωm)を示す。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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酸化物結晶の磁性 

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