抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は水平軸風車の空力特性に関するCFD解析を実施し,また三重大学が実施した実験結果と比較した。実験は3枚羽根水平軸風車(羽根直径2.5m)モデルを,口径3.6mの回流風洞中で,流束7m/s,Reynolds数6x10
5で実施されたもの。本研究では,翼面を,代数的格子生成法(Transfinite補間法)を用いて生成し,非圧縮性粘性計算コード(CollectedGridによる有限体積法とSIMPLEアルゴリズムによる圧力補正)を用いた。実験と計算流体力学の比較は,風車特性が実験結果と良好に一致することを示した。Reynolds数の調整は,迎え角が小さい高い周速比では実験結果と一致するが,低い周速比では,出力係数および推力係数が,いずれも実験値よりも高く,改善の余地があることを確認した。