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J-GLOBAL ID：201402236121147217   整理番号：14A0539464

異方性金ナノ粒子:合成,性質,応用及び毒性

Anisotropic Gold Nanoparticles: Synthesis, Properties, Applications, and Toxicity

著者 (4件)： LI Na (Univ. Bordeaux, Talence, FRA) ,  ZHAO Pengxiang (Univ. Bordeaux, Talence, FRA) ,  ZHAO Pengxiang (Sci. and Technol. on Surface Physics Chemistry Lab., Sichuan, CHN) ,  ASTRUC Didier (Univ. Bordeaux, Talence, FRA)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 53  号： 7  ページ： 1756-1789  発行年： 2014年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異方性金ナノ粒子(AuNP)の研究は2000年以降,急速に進歩し,数多くの一次元,二次元,三次元及び中空の異方性AuNPの存在が明らかになった。本論文は,これらの異方性AuNPの合成法と性質に関するレビューである。最初に,異方性AuNP合成の歴史について簡単に述べた後,この10年程度の間に開発された異方性AuNP合成の方法と技術をまとめた。次に,これらの異方性AuNPの形状を,1)Platon多面体,2)一次元AuNP(ナノロッド,ナノワイヤ,ナノチューブ,ナノベルト),3)二次元AuNP(ナノプレート),4)三次元AuNP(ナノオタマジャクシ,ナノダンベル,分岐AuNP),5)ナノシェル,6)中空AuNP(中空ナノ球,ナノケージ,ナノフレーム)に分け,それらの合成と性質についてまとめた。また,これらのAuNPの光学的性質を表面プラズモン共鳴,表面増強Raman分光法及び蛍光増強の観点から論じた。また,異方性AuNPの触媒への応用,センサないし分子認識に対する応用,生物医学的応用(診断のための造影剤,光熱腫瘍療法,薬物及び遺伝子輸送)について論じた。最後に,これらの異方性AuNPの毒性についても言及した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *金 ,  *異方性 ,  *化学合成 ,  結晶成長 ,  プラズマ共鳴 ,  表面増強Raman分光法 ,  造影剤 ,  コロイド ,  電気化学 ,  *ナノ構造 ,  *触媒 ,  *センサ ,  温熱療法 ,  光線療法 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  遺伝子導入 ,  *毒性 ,  *光学的性質 ,  *利用
準シソーラス用語： *金ナノ粒子 ,  光熱療法 ,  *生物医学応用 ,  表面プラズモン共鳴

分類 (7件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  貴金属触媒  (CB06122I) ,  光化学一般  (CB08010U) ,  診断用薬の基礎研究  (GW20010P) ,  物理薬剤学  (GY01012A) ,  腫ようのその他の治療法  (GE03036S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 異方性 ,  金ナノ粒子 ,  性質 ,  応用 ,  毒性