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J-GLOBAL ID:201402236188312247   整理番号:14A0006530

マラリア根絶のためにマラリア原虫のPI(4)Kを標的とする

Targeting Plasmodium PI(4)K to eliminate malaria
著者 (40件):
資料名:
巻: 504  号: 7479  ページ: 248-253  発行年: 2013年12月12日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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マラリア根絶という目標の達成は,プラスモジウム(Plasmodium)の全生活環にわたって不可欠な経路を標的とできるかどうかによって決まると考えられる。我々は,脂質キナーゼであるホスファチジルイノシトール4-OHキナーゼ(PI(4)K)が,新規抗マラリア化合物群であるイミダゾピラジン類の標的であることを突き止めた。イミダゾピラジン類は,脊椎動物宿主感染の各段階で複数種のプラスモジウムの細胞内成長を阻害する。イミダゾピラジン類には,強力な予防,治療および伝播阻止の作用があることが齧歯類マラリアモデルで実証され,ヒトの主要な病原体である熱帯熱マラリア原虫(P.falciparum)および三日熱マラリア原虫(P.vivax)の血中期野生分離株に対して活性を示し,サルマラリア原虫(P.cynomolgi)では肝内期ヒプノゾイトを阻害することが明らかになった。また,イミダゾピラジン類はPI(4)KのATP結合ポケットとの阻害的相互作用を介して作用し,ホスファチジルイノシトール4-リン酸の細胞内分布を変化させる。まとめると我々のデータは,PI(4)Kがプラスモジウム類の重要な弱点であることを明らかにしており,マラリアの予防,治療および根絶に理想的な活性プロファイルを持つ薬剤を見つけるための標的ベースの創薬への新しい道を開くものだ。Copyright Nature Publishing Group 2013
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分類 (1件):
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抗原虫薬・駆虫薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (4件):
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